バスター・キートン3本立て(031018)
 9.149.2010.4に次いでバスター・キートンシリーズ最終戦。キートン短編集(2)〜(4)。80年も前の作品の連発。「隣同士」「化物屋敷」「漂流」「キートンの鍛冶屋」「電気館」「空中結婚」などなど。初期のほうの作品をまとめて見て思ったこと。本当に即物的で人情とかはほとんど関係ない作品ばかり。ストーリーがよくわからず,キートンさんは身体言語だけで,笑いをどう取るかということだけを追求してたんですかね? という感じがしました。日本のお笑いの方々には勉強になりそう。ちょっとでも学んでいただきたい。キートンさんのようなエンターテイナーが,いずれ日本から出ないかなあ〜なんて思いますが,ここまで来るのは並みの努力ではあり得なさそう。話芸で長持ちなんて少しも考えていない“若さの美しさ”ってのも,意識してかどうかはわかりませんがキートンさんにはあります。運動神経とセンスの塊。本当にキートンさんはすごい。映画でかつ傷んだフイルムだと,お座敷芸的な細かい芸がよくわからないのが残念。
 さて,私の行くビデオ屋さんは4本借りるとお得。で,北野武監督作品の『菊次郎の夏』も借りて観ました。多分そうだよな〜と思いつつ,やっぱりそうでした。そうですよねえ。あまり話題にならなかった作品だし。チャップリンの『キッド』とかジーン・ハックマンとアル・パシーノの『スケアクロウ』とかどこかで見たような海辺のシーンとか下町のシーンを挟みつつ,間の悪いたけしさんとそれよりもっと間の悪いたけし軍団,ビートきよしさんとかが出演して,ちょっと世の中をなめてないかという作品でございました。音楽だけが救い。坂本龍一。
 これでしばらくビデオはいいやという感じ。満腹でございます。


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