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『幸福はどこにある』フランソワ・ルロール(031001)
友人のNさんからのご紹介で読んだ本。4か月ぐらい積ん読状態になっておりました。『祝祭都市』(近頃の読書(2003.9.30))でアチラの世界に気持ちが行ってしまったので,少しはまともなほうに戻ってこようと思い,手に取りました。
■『幸福はどこにある』(フランソワ・ルロール/高橋啓・訳/NHK出版/本体1,500円)
この本は小説。精神科医のヘクトールさんが,日頃,不幸ではないのに人生に満足していない患者と接していて,「幸せって何だろう」と考え,仕事を休んで世界を旅しながら,幸せについていろいろ覚え書きを書いていくというお話。
この本は2002年秋にフランスで発行されて,「たちまちベストセラーのランキング入りを果たした」そうで,たちまちといえる期間やベストセラーってのは何部売れればそう呼ばれるのか,さらにランキング何位なのか不明ですが,まあ,売れた本のようです。
確かに面白いです。ヘクトールさんはいろいろな出来事に遭遇し,たとえば「幸福はしばしば思いがけずやってくる」とか「幸福とは,だれかの役に立っていると感じることである」などと手帳にメモしていきます。そのメモを私も手帳に写したいと思っています。何かあったときに「不幸でないこと」を確認するために。
お薦めです。軽い読み物なので,2日で読み終わってしまいました。ちょっとエッチな話が出てくるので,我が家の中学生・高校生には読ませたくないかな。でも,大学生の娘と妻にはオススメするつもりです。欧米の人はこういう物語を書くのがお上手。私はずっと昔に読んだ『1分間マネージャー』(これ,名著です。新社会人になる知り合いがいたらプレゼントしたい本です)を思い出しました。
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