バスター・キートン5本立て(030920)
 先週(9.14)に引き続き,近所のレンタルビデオ屋さんからバスター・キートンの作品を借りてきて鑑賞。『キートンの警官騒動』『西部成金』『キートン将軍』『馬鹿息子』『海底王キートン』。
 キートンの世界にだいぶはまってきた感じ。今回観た作品はいずれもスケールの大きな話・撮影で,これはきっとキートンさんがある程度成功されてからの作品群だろうと思います。『西部成金』では1000頭の牛が町中を駆け回るなんてシーンがありますし,『キートン将軍』では川にかかる橋から機関車を落としちゃうなんて,西部警察でもできないシーンがあります。『海底王キートン』では巡洋艦が漂流。大海原での撮影。今から観れば宇宙服のような潜水服を着たキートンが海に潜ってノコギリ鮫のノコギリを使ったり,ロブスターのハサミを使うといった細かなギャグも印象的。『警官騒動』や『馬鹿息子』では動員されているエキストラの数がすごいです。
 多分,日本人とは観客の笑いの“ツボ”が違う感じで,ややコッテリステーキ系のテイストに辟易しつつも,それでもこの娯楽作品は文句なく凄い。80年も前の作品なのにねえと驚嘆してしまいます。今回の作品はすべて無声映画。映像とピアノ演奏。このピアノ演奏がずっと流れているというのが,今観るとお洒落。ラーメンズのコントの幕間にはチェロの演奏が流れたりしますが,あの雰囲気が全編に流れているといった趣でございます。実際は,当時のお客さんはポップコーンか何かを食べながら大爆笑していたのでしょうが…。
 キートンシリーズはあと2回ぐらいで終了の予定。レンタルビデオ屋さんには,2〜3本の作品と伝記をまとめたようなビデオがあった感じ。


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