『敗れざる者たち』沢木耕太郎(030527)
 カバーはボクサーの影。何だか格好いいです。装幀は平野甲賀さん。

■『敗れざる者たち』(沢木耕太郎/文藝春秋/本体1,165円)
 『巨人軍最強の捕手』(澤宮優/晶文社/近頃の読書(2003.4.6))を読んだ後,輪島功一の伝説なども読んでみたいと思ったのですが,この本の中にありました。柳済斗との壮絶な試合の前後の話。思い出す。右のストレートが柳済斗の顔面に炸裂し,輪島が王者に返り咲いたあの試合。

 沢木耕太郎さんは,数年前,NHKの番組でジョージ・フォアマンをルポされていて,その番組は興味深く拝見しました。沢木さんの本を読んだのはこれが初めて。全体にちょっと理屈っぽく,あまりシックリは来ませんでしたが,しかし,この本に書かれた榎本喜八,カシアス内藤についてのルポはなかなか読ませてくれました。面白かった。特に榎本喜八。名前だけは知っていますが,語られることの少ないプロ野球選手ですよね。


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