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『無言館 戦没学生「祈りの絵」』窪島誠一郎(030509)
珍しく画集。戦没学生「祈りの絵」―というサブタイトルに惹かれて。
■『無言館 戦没学生「祈りの絵」』窪島誠一郎/講談社/本体1,456円)
無言館は長野県上田市古安曾字山王山3462(JR信濃線上田駅下車/車で20分)にある戦死した画学生の遺作や遺品を展示した美術館。上信越道上田菅平IC35分。電話:0268-37-1650。インターネットで検索をかけると結構ひっかかります。一度は行ってみたい。
この本には,戦没した東京美術学校(現・東京芸術大学)の生徒・卒業生の作品が掲載され,その下には作者の写真(軍服姿の人も少なくありません)と略歴,作品の横に窪島氏のコメントがついています。左のカバーの作品は佐久間修さん(享年29歳)の,新妻を描いた『静子像』。右は金子孝信さん(享年26歳)の『銀座所見』。
佐久間修さんの作品に付けられたコメントから抜粋(11ページ)。
まだ学生だった頃,
修さんと初めてデートして,
日比谷公会堂で聴いた
ヴァイオリン・コンサートの
カタログを今も大事にしていると
恥ずかしそうにいう妻・静子さんは
七十六歳になる今も美しい。
この本の発行は1997年8月です。
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