近頃の読書―ラーメンズのビデオ(021006)
 読書ではないのですが,薦めてくれる方があって,ラーメンズのビデオをYahoo!オークションで購入し,一気に鑑賞。

■『零の箱式』『椿』『鯨』(ラーメンズ/ポニー・キャニオン/本体各3,000円)
 実は最近,私の誕生日(10/4)は山口昌男先生が絶賛されていたバスター・キートンと同じということを知り,ちょっと気分をよくしていたのであります。これまではチャールトン・ヘストンという,猿の惑星だったりもするお堅い(ジョージ・ケネディ的な)頼りになる強い人と同じだということしか知りませんでしたので,あまりのギャップにゲソっときていたのでした。お笑い系の人と一緒というのはうれしい。
 さてさて,ラーメンズ。薦めてくれたのはMさんという,明るくかつ繊細で芸術&ギャグ好きな女性。Mさんは「ラーメンズを知ったのは今年最大の収穫」とまでおっしゃっておりました。そこまで言われてしまうと,笑いに飢えている私としては,見逃すわけにはいきません。で,ビデオでお笑いを観るという(ま,テレビでは観てるんですから同じと言えば同じなのですが),何やら違和感のある時間を過ごしました。ラーメンズ。何か考えて,妙な笑いを作ろうとしております。音楽がお洒落だったりします。ピアノがシンプルでよいです。「鯨」のチェロも大変よろしうございました。この文化的な雰囲気が好きなファンの方もきっと多いことでしょう。言葉の掛け合いや間,それぞれのやや長めのセリフが面白いほか,ヘンテコなダンスやら手品やらパントマイムやら物真似やら…。舞台の上で「人」ができることをとことんやってやるぞといった感じです(舞台装置は椅子とか布とか超シンプル)。何だかエライ勉強してる人たちだなあ〜という印象。脚本・演出は髪の短い小林賢太郎さんの担当。やたら暴れるのは片桐仁さん。この片桐さんを初めて見たときは,山口良一さんがカツラかぶってんのか? なんて思いました。演技の一部が木梨憲武さんのようであったりもするのですが。とはいえ,片桐仁さんのハチャメチャぶりは気に入りました。運動神経がよさそうで実はそうでもなさそうなのもいい感じ。かなり笑わせてもらいました。
 ラーメンズのビデオはこれからもどこかで見つけたら買ってしまうことでしょう。Mさんどうもありがとうございました。


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