近頃の読書(020831)
 新聞広告で面白い本を発見。去年京都へ行ったときに京都新聞で連載されているのを見て(新聞ではその名のとおり,1日1字と石川先生のコメントが掲載されていました),「まとめられて本になったらいいなあ」と思ったのが実現してました。広告を見てすぐJBookに注文。

  

■『一日一書』(石川九楊/二玄社/本体1,800円)
 本の体裁は上にあるとおり。本文部分は右にあるように大きな1文字とコメント。まずは,自分の誕生日やら,ツマの誕生日やらを見たりしました。これは机の端に置いて毎日日めくりのように楽しむ予定。ちなみに,右の「九」についてのコメントの一部を紹介。「注意深く書かれ見事な均衡をもつ臨書だが,第一画起筆に深度が足りず,最終のはねは整いすぎ。優美に過ぎ,力が足りぬ。(近衛家熙/蘭亭記)」と厳しいご批評。王義之・顔真卿・空海・西郷隆盛などいろいろな人の書を楽しみつつ,書への批評だけでなく,「実りの秋。巨峰もいいが小粒のデラウエアの複雑な味も捨てがたい」といった石川先生のちょっとした一言もよいです。2002年5月10日初版で,私のは同年7月22日発行の10刷です。これバカ売れってやつですね。すごい。この本の出版元の二玄社は東京の会社。何で京都の会社から出さなかったのかなあと,余計なことを思ったりもして…。


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