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近頃の読書(020401)
山口昌男先生の『人類学的思考』読了。例によって,山口先生の本を読むのには気力体力が必要で,調子がいま一つのときは触れないようにしてましたので随分時間がかかってしまいました。で,…というわけで,このところ山口先生のご著書と平行して,漫画を結構読みました。ご縁があって楳図かずおさんの3作が得した気分…。
■『新編 人類学的思考』(山口昌男/筑摩書房/定価2,400円)
1979年11月初版。私の手元にあるのは1984年2月の初版第2刷です。この本に収められている論文は1960年〜1970年に書かれたもの。山口先生は1931年生まれなので29歳(!)〜39歳の間で書かれたものでまとめられています。1970年が最後なのに,単行本はその9年後に出る…この大きなタイムラグは何なのでしょう? ちょっと今だと考えられないのではないでしょうか。本が出るまでの間に,先生ご自身がもっと先に行ってしまうし,読者のほうも成長しているだろうになあ…なんて思います。私のように超後れてる読者には,もちろん現在でも十分新鮮ですが…。今回は「道化つながり」が少なく,いろいろなテーマについてお勉強になりました。特に「狂気の民俗学」「文化と狂気」が刺激になりました。これにて,「山口昌男先生特集」は一段落です。また,オークションとかで探さないと…。
■『小さな笑い話・下』(さとうわきこ 絵・二俣英五郎/ポプラ社・日本の名作文庫/本体600円)
小学5年の娘が持っており,「おもしろいから」というので読んでみました。文化人類学者気取りで…。でも残念ながら一篇も頭に残ってません。それなりに退屈もせず楽しく読ませていただきましたが…。
■『バガボンド12』(井上雄彦/講談社/本体524円)
現在大ヒット中のシリーズ第12巻。我が家でも全員愛読してます。エッチいところを小学5年の娘はどう理解しているのか…聞けませぬ。
■『漂流教室』『14歳』『洗礼』(楳図かずお)
いずれも小学5年の娘が友達から借りてきました。『漂流教室』は版元がわかりません。返してしまったので。『14歳』と『洗礼』は小学館文庫です。いずれもさらっと読んでしまいました。子どもの頃,楳図先生の本当に怖い話を読んだ記憶があるのですが,作品名がわかりません。また何かの機会に巡り会えるとよいのですが…。
ついでに。『14歳』のカバー袖にある「既刊」リストを見るとそそられます。手塚治虫,白土三平。
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