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●退院後1か月半で脱毛!
5月23日に退院して,その1か月半ぐらい後の7月4日夜,風呂で頭を洗っていたら,手にごっそり髪の毛がつきました。「ついに来ちまったかぁ」と思いました。覚悟はしていたので,同時に,「ま,どこまで行くか楽しんでやろう」という気持ちも起きてきました。ただ,実際は,その後毎朝枕・布団に落ちた髪の毛の除去をしたり,パソコンをしながらも頻繁に落ちた毛を捨てねばならず,結構面倒でした。脱毛は女性には辛いことでしょうが,男性の場合は,それほど気にすることもないように思います。徐々に,均等に抜けていきますので,やや早回しの老化現象という感じです。私の場合は,もともと頭髪が薄いのですが,最終的に,地肌が透けるぐらいにまでなりました。今でいうと元プロ野球選手の掛布雅之氏より,ちょっと髪の密度があるぐらいの程度でした。
●ラスト1か月はきつかったです。
インターフェロンを始めてから,発熱・頭痛・不眠・食欲不振・体重減少・体力減退・脱毛と,順に,一般に言われている副作用が揃ってきました(耳鳴りもありましたが…)。それでもインターフェロンを始めて5か月ぐらいは,いずれもこの程度なら大丈夫だな,と思えるぐらいでした。しかし,6か月目に入った頃から,発熱が頻繁になり,疲労感も強くなってきました。食事は体力を落とさないようとにかく必ず食べるようにしていましたが,だんだん無理をして食べるようなケースも出てきました。脱毛を気にするどころではなく,体重がどんどん減って体力もかなり落ちてきていることが自分でもわかりました。電車に乗って座れないときなど,長時間立っていられないので,その場でしゃがみ込んでしまう,ということもありました。最後の2週間ぐらいは,熱が引かない感じで体力的にかなりきつく,また医師からは白血球が下限スレスレなので,中止せざるを得なくなるかも…と言われました。病院に行くとき以外は,ほとんど横になって本を読んでいるか眠っている,という状態になってしまいました。
手紙7:会社の人への手紙
手紙8:会社の人への手紙
幸い白血球の数は持ち直し,ヨレヨレながらも,9月12日にインターフェロン加療を終了することができました。あと少しで体力切れだったなあ,というのが終わったときの感想です。肝炎ウイルスと戦うというよりも,インターフェロンと戦ったような半年間でした。
●家計の話
入院している間は,保険から入院給付金が出ており,それが結構な額でよかったのですが,通院給付となった途端,給付金額がガクっと下がりました。会社からは,いただけただけ幸いですが,月額基本給の6割の支給でした。…というわけで,退院してからの家計はかなり苦しかったです。わずかな貯蓄を切り崩したのと,銀行からお金を借りてようやく凌いだという感じです。もちろん,その後も生活は苦しく,立ち直るのに(と言っても借入金が小さくなっただけですが)かなり時間がかかりました。長期欠勤をしたためにその年の12月のボーナス支給対象者からはずれ,昇給も対象からはずれてしまいました。なかなか聞けないことですが,会社には欠勤に関する規定を細かく確認するべきでした。私の場合は,状態のよいときに出社してしまえば,その後休んだにせよボーナスがもらえ,昇給の対象にもなっていたはずでした。ボーナスが3分の1でももらえれば(その年の支給対象期間中5か月は勤務していたので),随分その後の生活も違っていたのです。こうしたことをきちんと教えてくれる会社ならよかったのですが(あなたには黙秘する権利がありますと言ってくれるオマワリサン…みたいに),残念ながら私の勤務する会社はそういう会社ではなかったのでした。こういうときに社員に温かくしておくのは,経営者のテクニックだとも思うのですけれども,残念ながらそういうことはなされませんでした。
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