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●からくり儀右衛門(田中久重)(0701) 城北肝友会の山高定三会長が,下のような珍しい物を送ってくれました。からくり儀右衛門(田中久重)が150年前に製作した,「からくり人形」が書いた「寿」という文字とその「筆者」のからくり人形の写真。デジカメで撮影されたデータを取り込んで,ワードで配置されたのですかね? 規格外の用紙にバランスよく収めるのも,そう簡単ではなかったことと存じます。ありがたく頂戴いたしました。 エンジニアの山高会長が,この人形とその所作を「ほおおお〜,見事なもんだなあ〜」と興味津々で,相当感心してご覧になられたであろうことを推察して,楽しい気分にもなりました。どうもありがとうございました。 この人形と文字については「城北肝友会会報」No.109で紹介されていて,今年1月から江戸東京博物館で催されている「特別展江戸城」で東野進氏の実演の際,この文字をゲットされたとのこと。会長は,この会報で「実演で驚いたことは字を書く手だけが動くのではなく,途中や書き終わったときに『うむ』というように首を振る人間臭いデリケートなしぐさが何ともいえず,目が釘付けになりました」「ICはもちろんモーターも電池もない江戸時代に,このようなからくり人形を作った日本の高度な技術にはただ驚嘆するのみでした。ギヤもカムも木製,その人形が筆で見事に字を書くのですから驚きです」と感想を述べておられます。 下は同封されていたお手紙の中に入っていた「弓曳き童子」の写真。この人形は4本矢を射り,1本はずすのだそうです。『うむ』といい,この1本はずすユーモアといい,からくり儀右衛門(田中久重)の器量の大きさというか遊び心にも感動します。写真に見える人形の周りの丁度品(?)や,着物の色合いなどもいい感じで,技術もさることながら文化的な素養も並々ならぬ水準だったんじゃないでしょうかねえ。なお,この,からくり儀右衛門(田中久重)は東芝の創立者だそうです(山高会長調べ)。 それにしても,山高会長も,私が知っているだけでも,エンジニア,画家,編集者,カメラマン,コラムニスト,さらに手品師(!)と,実に多才。どうぞこれからもお元気で,いろいろなところで「遊んで」くださいませね!
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