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●事前説明
インターフェロン投与開始前に医師による説明がありました。これまでの肝臓の炎症を抑えるだけの治療と違い,これはウイルスそのものを叩く治療である。目覚ましい効果が見られる確率は低く,これまで(1994年3月当時)の結果では30%程度ぐらいの人しかそれに該当しない。ただし,そこまではいかなくとも,ウイルスの活動がかなり低下する効果は多くの人で認められている。副作用には発熱・血小板減少・白血球減少・脱毛等があるほか,精神的に鬱傾向の人は悪化する可能性がある等,かなり身体的精神的に負担がかかる。年齢や諸検査の結果などから見て,私はおそらくこうした副作用にも耐えられるであろうから,医師としてはインターフェロン加療を勧める…といった内容でした。
インターフェロンが効かなかった場合について当然質問をしました。すると,「そのときは,そのときで考えましょう。それまでにいい薬ができるかもしれませんし。とにかくいまは悪いことは考えず,可能性のあるほうに考えを持っていきましょう」とのこと。自分自身ではどうしようもない病気であり,現在の当病院の知見でそれが一番と判断されるのであれば,ま,「まな板の上の鯉状態」の患者としては,即,死に至るわけでもなし,お任せしよう,と再確認しました。
●インターフェロンを打ち始める
医師による説明を経て,インターフェロンを毎日打ち始めたのは,結局,3月28日からでした。インターフェロンにもいろいろ種類があり,また,投与する単位も,患者によって違います。私はキャンフェロンAを900万単位でした。「4週間毎日打って(2週間としている病院もあるようです),その後20週は1日おきに通院して注射」という話でした。
(これは後で「8週間毎日打って,その後16週は1日おき」に変更になりました)
インターフェロンは腕か尻にチョイと打つ筋肉注射です。ですから毎回の注射についてはさほど苦痛ではありません。痛みは腕で5分,尻で2分続くぐらいです。3月28日以来,毎朝,看護婦さんにお尻に注射してもらいました。
●副作用…最初は高熱が出ます
これは皆さんそうですが,初めてインターフェロンを打つと,ものすごい発熱があります。私も1週間は注射の前に座薬(解熱剤)をしていました。初日は座薬をしているにもかかわらず40度近くまで行きました。体温計を見ていたのですが,凄い勢いでグングン上がっていくので恐くなり,38.8度を過ぎたあたりからいったん見るのをやめてしまったほどです。その後も2,3日は,夜になると39度近くの熱が出る日が続き,10日ぐらいで,発熱しても37.5度くらいといった状態になりました。発熱に備え,看護婦さんが座薬をくれるのですが,3日ぐらい経って座薬慣れしてくると,そろそろ薬の効果が切れそうだ…というのがわかるようになります。ですので,この発熱には最初は驚きますが,それほど恐れることはありません。
私の場合,当初はかなりの頭痛・耳鳴りがありました。その後もそれは続き,耐えられないほどのものではなく慣れましたが,インターフェロン投与中はずっと軽い頭痛・耳鳴りがあり,投与終了後,いつの間にか消えてしまいました。
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