譜面の初見
 

音符と指の対応

 初見とは初めてみる譜面を練習したり暗譜(譜面を暗記する)したりせずに演奏したり歌ったりうることです。どんな名人でも間違えることはありますから、いかに音符を見たらそれを音にするか、つまり指が正しい弦の正しいフレットを押さえることなのです。
 ではその方法を説明します。まず、弦とポジションを固定して練習します。次に弦を替えて同じ練習をします。あとはあらゆるポジションへと高めて行きます。
 注意点を言っておきます。音価については別のセクションで取り上げます。初心者でなくても譜面を読む練習のためにはこのセクションの練習は必要です。最後に、ここでの練習はやってやり過ぎることはありません。
 先ず、4弦の第Iポジションです。

 これはテンポは全く関係ありません。Tempo Rubatoで結構です。1音、1音噛み締めるように音を出して下さい。音符と自分の指との対応を体で覚えることが目的です。否、体で覚えるという言い方は正しくありません。条件反射のようなものです。何回もゆっくりと練習して下さい。では次です。

  このように練習を進めていきます。次は3弦の第Iポジションです。

 さらに....

 次は2弦です。


 最後に1弦です。


2 初級 初見
 

あらゆる弦で練習

 前セクションの練習を4本の弦全部を使ってやります。ポジションは第Iポジションのみです。この練習を考えてみると、最低音Eから1オクターブと完全4度上のBの音まで連続的に全て出せることになります。ですから練習用の譜面はあらゆるところにころがっています。適当に譜面を用意してみて下さい。それを演奏してみて下さい。音価は気にせず、Tempo Rubatoで演奏して下さい。1音も間違えてはいけません。高くて出せない音が出てきたら無視して下さい。
 もし間違えたら最初からやり直して下さい。もし出来たら今日の初見の練習は終わりです。ビールでも飲んでくつろいで下さい。これを毎日繰り返して下さい。アル中になるでしょう(ウソ)。
 第Iポジションですから1フレット目は人差し指で押さえ、2フレット目は中指で押さえ、3フレット目は薬指、4フレット目は小指で押さえます。
 ここには高すぎて出せない音は除いて音価も多少かえた譜例を用意しました。練習してみて下さい。けして暗譜しないで下さい。最初はルバートで、慣れたら譜面通りin Tempoでやってみて下さい。美味しいビールが待ってますよ。

3 初級 初見
 

第IIポジションでの練習

 第IIポジションについて考えますと、連続的には出せない音が出現します。右の譜例のようにF,B,E,Aの4つの音です。ですからこの4つの音が出てこない練習用譜面を2つ用意しましたので試してみて下さい。ただし、開放弦は使用しないで下さい。ではどうぞ。
 
 

第IIポジション練習その1

第IIポジション練習その2

 上の2つが出来たら、今度は開放弦が使える音の場合は必ず開放弦を使う練習を上記の譜面で練習してみて下さい。

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 第IIIポジション以上の練習用譜面は皆さんが自分で作って見て下さい。その時、開放弦のことを考えにいれずに作って下さい。つまり、4x4=16 16通りの音が出てくる譜面を考えて下さい。そして練習してみて下さい。これでこの章は終わりです。

以上。

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