両手を使って
 

毎日の練習

 今までの章の話はそれぞれの手の動かし方を示したので、ある程度理解、納得してもらえばもう練習する必要はありません。しかしこれから上級の最後までは毎日練習して下さい。そしてその練習方法のきっかけを私が指示しますので、出来ればいや必ず自分で自分の練習方法を見つけて下さい。それがその人の個性、味となるのです。皆が皆同じ練習をしていたら皆同じスタイルになってしまうでしょう。そしてテンポは遅くとも確実に出来るように練習して下さい。それが出来たら少しずつテンポアップしていって下さい。自分の出来るテンポをメモしておくことが秘訣です。
*
*

 譜例をご覧下さい。上の数字1、2、1、2....が右手の指です。ずっと交互に動かして下さい。Vは第5ポジションを表し、下の数字が左手の指です。2の指は2弦の上に触れていてください。これを数分練習して下さい。私は数分休憩しています。..........
 はい、時間が来ました。この練習は右手に逆列・順列が交互に出現します。左手は腕の回転の練習にはなっていません。もうこの辺で言わなくても判ると思いますが一応言っておきます。「右手を2、1、2、1....と2の指から始める練習をしなさい。」「弦をかえて練習しなさい」「ポジションをかえて練習しなさい」「弦をとばして練習しなさい」これらのことはもう言いません。
 さて1拍目と4拍目が全く同じだと気付きましたか?つまり1拍ずつ分けると3通りしかないのです。そこで2拍目から始めた練習をしましょう。右の譜面です。この考え方でいくと、今度は3拍目からの練習が出来ます。もう譜面は掲載しません。これを「一を聞いて十を知る」と言います。自分で譜面を書いてみて下さい。五線紙がない人は五線紙を印刷して下さい。プリンターを持っていない人は定規で書いて下さい。紙がない人は、もうしらな〜い!!

2 初級 両手
 

1-3,2-4の組み合わせ

 前セクションで音を出すために直接使った左手の指は1と3の指です。今度は2,4の指も使う練習をしましょう。オクターブの練習です。1,2拍目は同じで3,4拍目は1,3の指は動かさずに2,4の指で4,2弦をさらに半音高いフレットを押さえます。図で表すと下図のようになります。

 このように左手の指を使うことを1-3,2-4の組み合わせと呼ぶことにします。もともと動かしにくい指、薬指と小指を動かしやすい指、人差し指、中指と関連づけて練習することで動かしにくい指を動くようにするするのです。この練習を連続的に半音ずつ上げていく譜面を用意しましたので続けて下さい。ポジションが第I,III,V,VII.....と奇数ポジションで変化しています。同一ポジションでは指の使い方は全く同じです。弦をかえたり、半音ずつ下げたりと練習の幅を広げて下さい。


  ホームへ 
 目次へ 
前へ 次へ