ブリッジからナットまでの長さをスケールといいます。一般にはロングスケールですが、5,6弦ベースでは「スーパーロングスケール」のものもあります。楽器を買うとき気を付けてください。弦の値段が違い、選択肢も減ります。 楽器を購入するなら、初心者でも上級者でもロングスケールの楽器で問題はないと思います。なぜならば楽器として標準的ですし、売っている弦はほとんどがロングスケールですから、弦も購入しやすいです。
材質はニッケルとステンレスがあります。他にもありますがニッケルをお薦めします。 形状はラウンドワウンド(Roundwound)とフラットワウンド(Flatwound)があります。他にもありますがラウンドワウンドをお薦めします。 ゲージ(太さ)はレギュラーゲージで
テールピースはブリッジ側で弦を挟んだり通したりして固定する楽器の部品です。ブリッジと一体化しているものがほとんどです。右図は5つの穴がテールピースで楽器の裏側から弦を通すタイプの物です(写真は5弦ベース)。そしてその上に見えるのがブリッジです。 右図はテールピースとブリッジが一体化したものの例です。一般にはこれ全体をブリッジと呼びます。この例は弦を挟むタイプです。 何が言いたいのかというと、ボールエンドの大きさです。極々まれにボールエンドが小さすぎて弦が固定でない物もあります。私が知っているものではワッシャーが付属している物がありました。最近はどうなのかな? もし間違って買ってしまった場合はあきらめましょう。二度とその弦は買わないようにしましょう。それから、両端にボールエンドが付いているダブルボールシステムという弦もありますので間違って買わないように。(右図)これはスタインバーガーなどの特殊な構造の楽器にのみ使われるものです。
コンベンショナルは一般の弦です。普通に売られている弦はこれです。テーパーワウンド、エクスポーズドコアとなるにつれて弦の振動が妨げられないので音の伸びは良くなります。しかし、楽器の構造によっては、意味がなかったりピッチが合わなかったりと悪影響があるので気を付けてください。まあ普通のが無難でいいと思いますよ。右の弦はテーパーワウンドの例です。クリックで直リンクします。
弦の端を糸巻きの中央にある穴に入れます。この時テールピースの穴に弦を挿入するタイプの楽器ならば挿入してからにしてください。余程の慌て者でない限り分かりますよね。 そして弦を3〜4周下へ下へと巻いていきます。糸巻きをわざわざ巻かずに手でぐるぐると巻いていって構いません。 巻き方は図-1のように片手で弦を張りながら残りの手で糸巻きを回転させずにぐるぐると巻きます。 勿論、ご丁寧に糸巻きを巻いていってもよいでしょう。アルトベンリーを使う必要もないですが使っても構いません。 カエッテーフベンかもしれません。 左の写真がご丁寧にアルトベンリーを使っている例です。右がアルトベンリーという製品です。ナクテモーコマラナイ。 まだ弦にたるみがあるうちに軸方向のねじれが無いようにグリグリと弦を回してください。そして再び「図-1」のように弦をピンと張りボールエンドをテールピースに固定してください。 最後は糸巻きを手で回して弦にある程度テンションを与えて固定してください。 慣れてくると太い方の弦が長すぎることに気が付く場合があるでしょう。糸巻きに弦が巻き付きすぎて団子のようになったりする場合です。必ずしもなるわけではありませんが、製品(弦)によってはそういうこともあります。その場合はニッパーで弦を切って程よい長さにしてください。どのくらいの長さで切ったらよいかは自分の楽器への慣れ(愛情)でつかんでください。なぜならば糸巻きの太さによって違いが出てくるからです。
古くなった弦を水で煮込んで復活させる人がいますが、あまり効果はありません。短時間だけ回復しますが、それでおしまいです。手間の割には短い命です。 それならばエタノール(エチルアルコール・変性アルコール)に一日浸してみましょう。 工業用(変性)アルコールは絶対飲まないでください。メタノールやIPA等が混ざっています。また薬局で売っている無水(消毒用)アルコールも不純物(アセトアルデヒドや酢酸)が混じっているので水で薄めても不味いです。 エタノールに浸した弦は良く拭いてから張りましょう。