「お助けジャズギター」〜 当内容はメッセージですので、「まるのみ」はやめましょう(~o~)〜  

ディミニッシュ代理


ちょっとヘビーかも?・・・でも、ガンバりましょう!!


いきなり!

ディミニッシュ代理その1:ディミニッシュコードは短3度で置き換えられる。・・・短3度代理(No.046)

同じ構成音から、そのままです。いちいち、前のを見に行くのも面倒だと思いますので、載せておきます。

「Cdim」 = 「Ebdim」 = 「F#dim」 = 「Adim」

「C#dim」 = 「Edim」 = 「Gdim」 = 「Bbdim」

「Ddim」 = 「Fdim」 = 「Abdim」 = 「Bdim」

これを踏まえて、今回はコードパターンからです。

(注)いつものように、b、#の使い方は適当なんで、よろしくね!


C Am7 Dm7 G7

Dm7をターゲットコードとして、ドミナント代理により、「Am7」を「A7」に置き換えます。

C A7 Dm7 G7

ディミニッシュ代理その2:7thコードは半音上のディミニッシュコードで置き換えられる(No.047)。

だから、

C Bbdim Dm7 G7

短3度代理で、

C C#dim Dm7 G7

良く出てくるコードパターンになりました。


ここで、気付きませんか?

ターゲットコードへのドミナント代理は、そのターゲットコードの半音下のディミニッシュコードになりますよね。

「A7-Dm7」 = 「Bbdim-Dm7」 = 「C#dim-Dm7」 ・・・ターゲットコード「Dm7」の半音下のディミニッシュコード

他には、

「E7-Am7」 = 「Fdim-Am7」 = 「G#dim-Am7」 ・・・ターゲットコード「Am7」の半音下のディミニッシュコード

・・・全部、同じはずです。


つまり、

ディミニッシュ代理その3:ターゲットコードの半音下にディミニッシュコードが置ける(条件付き?)。

ってことになります。 

コードパターンを繰り返すことを前提に、ディミニッシュ代理を置いてみましょう。

C    /Abdim Am7    /C#dim Dm7   /F#dim G7   /Bdim

となりますね。


ディミニッシュ代理のことをパッシングディミニッシュと呼んだりします。

パッシング = Passing ・・・ Passとは通過する = つなぐという意味です。

例えば、「Dm7-Em7」のコード進行で、「Dm7」と「Em7」の間を「D#dim」でつないで、

「Dm7-Em7」 = 「Dm7/D#dim-Em7」

ってコード進行にすることですね。これは、

「Dm7-Em7」 = 「Dm7/B7-Em7」

とドミナント代理を使っているのと同じことになると思います。


理論書によっては、ディミニッシュは半音下に「無条件」に置けるって書いてあるのと、「条件付き」ってのがあります。

その条件とは、m7b5の半音下にはディミニッシュは置けないって書いてあります。

?:「Bbdim-Bm7b5」

その理由が、dimコードとm7b5コードの響きに似ているから・・・となってますが、まぁ、試してみてから、使って下さい。


ここで、ディミニッシュ代理から、チョイと離れて?

ダイアトニックのドミナント代理から、「 V7 = VIIm7b5 」でした。

「G7-C」 = 「Bm7b5-C」

えーっと!あれ?、半音下のm7b5コードも置けるじゃーありませんか(吉本風)!?

これをハーフディミニッシュ代理と呼びます。

コードパターンにハーフディミニッシュ代理を置いてみましょう。

C    /Abm7b5 Am7 /C#m7b5 Dm7  /F#m7b5 G7  /Bm7b5

となりました。ディミニッシュ代理もハーフディミニッシュ代理も簡単ですね。


次に、半音上のディミニッシュも考えてみましょう。

「Dm7」を半音上のディミニッシュでアプローチすると、「Ebdim-Dm7」となります。


ドミモ(4度進行)で考えましょうか。

「Ebdim」の半音下の7thコード = 「D7」のターゲットコードはG系(メジャー、マイナー、7th等)コード。

「F#dim」の半音下の7thコード = 「F7」のターゲットコードはBb系コード。

「Adim」の半音下の7thコード = 「Ab7」のターゲットコードはDb系コード。

「Cdim」の半音下の7thコード = 「B7」のターゲットコードはE系コード。

で、「D系コードへはつなげない」ってことになります。

?: 「Ebdim-Dm7」

でも、G系にはつなげるので、

○: 「Ebdim-G7」

ツーファイブの原則から、

○: 「Ebdim-G7」 = 「Ebdim-Dm7・G7」 = 「Ebdim-Dm7」

となり、 m7コードの前のみに置けるってことになっているみたいです。

ディミニッシュ代理その4:ターゲットコードの半音上にも、ディミニッシュコードが置ける(条件付き?)。


ということで、コードパターンが出来ました。

C Ebdim Dm7 G7

また、半音下の7thコードで、

C D7 Dm7 G7

これらも、めちゃくちゃ良く出てくるコードパターンです。


あと、半音下と同じ理由により、ターゲットコードがm7であっても、m7b5からの下行パッシングはNGと書いてある場合があります。

例えば、

○:「Em7-D#dim-Dm7」

だけれども、

?:「Bm7b5-A#dim-Am7」

つまり、m7b5の上下のディミニッシュは要注意!ってことになってます。

逆に考えると、Bm7b5をBm7にすれば、いいだけじゃん!って思いませんか?

「C/Bm7-A#dim/Am7-Dm7/D#dim-Em7/A7-Dm7/G7-Am7/A#dim-Bm7/C・・・」

ついでに、ディミニッシュで遊んでみました。


遊んでたら、終わりませんので・・・次、次!いきましょう!

ディミニッシュ代理その5:ターゲットコードと同じルートのディミニッシュコードが置ける。

C Am7 Dm7 G7

が、

C /Adim Am7 /Ddim Dm7  /Gdim G7  /Cdim

となります。

理屈はドミナント代理等と違って、理論的に説明できないと思います。

尚、このディミニッシュコードはターゲットコードの装飾和音と呼びます。

装飾音とは、

「既存の楽曲の旋律に音や音群を付け加えて飾ることを装飾といい、そのうち個々の音に対する装飾が定型化されたものを装飾音という(出典:楽典)」

で、ございます。

これから、ターゲットコードの半音下に7thコードが置けることになってきますね。

「Cdim-C」 = 「B7-C」

B7はサブドミナント代理(後述)でもありますが・・・・


まとめると、ディミニッシュコードは、いつでも使えることになりませんか?

例えば、C系コードなら、

ターゲットコードと同じルート・・・短3度代理で、「Cdim」 = 「Ebdim」 = 「F#dim」 = 「Adim」

ターゲットコードの半音上・・・短3度代理で、「C#dim」 = 「Edim」 = 「Gdim」 = 「Bbdim」

ターゲットコードの半音下・・・短3度代理で、「Ddim」 = 「Fdim」 = 「Abdim」 = 「Bdim」

ただし(条件付き)もありますが、私はあんまり気にしません。 やってみて、スムーズならそれでOKとします。


では、ディミニッシュを使った事例です。ディミニッシュのコードネームは一番下の音で、表現しています。

  C(13)       Adim   Am7(9)     F#dim   Edim       Dm7   C#dim /Cdim・F#dim
--10-------8----
--10-------7----
---9-------8----
--10-------7----
----------------
----------------
---7-------5----
---5-------4----
---5-------5----
---5-------4----
----------------
----------------
----------------
---8------6-----
---5------5-----
---8------3-----
---7------5-----
----------------
--------------5---
---5-----4----4---
---3-----2----5---
---5-----4----4---
---4-----3--------
------------------
  C(9)
----------------
---5------------
---7------------
---5------------
----------------
--(8)-----------

恐れ多くも、ウェス先生のやりそうな、ハーモナイズですね?!


そんで、短3度代理の発展です。

「Ddim」 = 「Fdim」 = 「Abdim」 = 「Bdim」

から、半音下のディミニッシュで、

「Db7」 = 「E7」 = 「G7」 = 「Bb7」・・・7thコードの短3度代理

となります。


また、ツーファイブ代理より、

「Db7」= 「E7」 = 「G7」 = 「Bb7」 = 「Abm7」 = 「Bm7」 = 「Dm7」 = 「Fm7」・・・m7コードの短3度代理

とも、なります。


ドミモ(ダイアトニック代理)で、

「Db7」 = 「E7」 = 「G7」 = 「Bb7」 = 「Gb」 = 「A」 = 「C」 = 「Eb」・・・メジャーコードの短3度代理

なんてことにも、なりますね。 もーグチャ、グチャです。


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