「お助けジャズギター」〜 当内容はメッセージですので、「まるのみ」はやめましょう(~o~)〜  

メジャーダイアトニック代理2


前回のダイアトニック代理の理屈をやります。キーはCです。


・トニックコード

C( I )

代表コードで、構成音はド、ミ、ソですね。

Am7(VIm7)・・・トニック代理

「C」 = 「C6」 =ド、ミ、ソ、ラ これを並べ替えると、ラ、ド、ミ、ソ = Am7となります。

Em7(IIIm7)・・・トニック代理

「CM7」のテンションである9th(レ)を加え、「CM7(9)」 =ド、ミ、ソ、シ、レ・・・ルートを省くと、

ミ、ソ、シ、レ = Em7でございます。


合わせて、ダイアトニック以外のトニック代理もありますので、やっときます。

F#m7b5(#IVm7b5)・・・トニック代理

考え方は同じです。

「C6」のテンションである#11th(ファ#)を加えます。

「C6(#11)」 =ド、ミ、ソ、ラ、ファ# これの5thを省いて、並べ替えると、

ファ#、ラ、ド、ミ = F#m7b5となりやんす。


-疑問その1-

ここで、少し疑問も思いませんか?他にもあるんじゃないの・・・・

例えば、「C6(9,#11)」 = ド、ミ、ソ、ラ、レ、ファ#のラ、レ、ファ#を並べ替えると、レ、ファ#、ラ = 「D」?

ってことは、「C6(9,#11)」 = 「C」 + 「D」になりますね。これをアッパー・ストラクチャー・トライアド(UST)といいます。

コードトーンにテンションを積み上げ(アッパー(上へ)、ストラクチャー(構築する))、元のコードとは別のトライアド(3和音)コードを混在させる手法です。

上のコードはD/C(分数コード)で表現する場合が多いですね。他にはG/C、Am/C・・・・

など、多々ありますが、これからこの話をするとかなりかかりますので、理論書で確認しておいて下さい。

でも、ほぼテンションで解決できると思いまーす。つまり、テンションを含むコードの別の表現方法ともいえます。

「C6(9,#11)」 = 「D/C」

後で、まとめてやるかもしれません・・・


話を横道から元へ戻しましょう。

ブルーノートを考えると、

「C」 = 「C7( I7 )」・・・トニック代理

となります。これをブルース代理とでも呼んでおきましょうか?


・サブドミナントコード

F( IV )

代表コードで、構成音はファ、ラ、ドですね。

Dm7(IIm7)・・・サブドミナント代理

「F」 = 「F6」 =ファ、ラ、ド、レ これを並べ替えると

レ、ファ、ラ、ド = Dm7となります。


・ダイアトニック以外のサブドミナント代理

F7(IV7)・・・サブドミナント代理

ブルース代理です。

B7(VII7)・・・サブドミナント代理

ブルース代理の裏コードです。

裏コードは7thコードの特徴である3度と7thを持っているコードの代理でしたね。

で、3度と7thのことをトライトーンと呼び、裏コード代理をトライトーン代理と呼ぶ場合もあります。


F#m7b5(#IVm7b5)・・・サブドミナント代理

あれ!トニック代理と同じ? そーなんです。F#m7b5は両方の機能を持っているんです。

理屈は「ツーファイブ代理」により、「B7」 = 「F#m7-B7」 = 「F#m7」となります。

「F#m7」 = ファ#、ラ、ド#、ミですが、ド# = 5thがCメジャーキーを阻害(そがい)する音なので、ド = b5thにして、「F#m7b5」とすることになっております。


-疑問その2-

で、あれば、

トニック代理の「C7」はツーファイブ代理で「C7」 = 「Gm7-C7」 = 「Gm7(Vm7)」トニック代理。

「C7」の裏コード = 「F#7(#IV7)」トニック代理。

更にそのツーファイブ代理で、「F#7」 = 「C#m7-F#7」 = 「C#m7(#Im7)」トニック代理。

となってしまいます。どこまで発展させるか?・・・は、いつものように、みなさんの判断でございます。


・ドミナントコード

G7( V7 )

代表コードで、構成音はソ、シ、レ、ファです。

Bm7b5(VIIm7b5)・・・ドミナント代理

Bm7b5 = シ、レ、ファ、ラ

G7のトライトーンはシとファです。良く見ると、Bm7b5にもありますね。これが、代理の理屈です。

m7b5コードはハーフディミニッシュとも呼ばれいますので、

7thコードとm7b5の置き換えをハーフディミニッシュ代理と呼ぶ場合もあります。

ちなみにBdim = シ、レ、ファ、ラbで、ラbだけが違っているから、ディミニッシュに対してそう呼ぶのでしょうか?

いろいろな呼び方がありますね!?

もう一度、「代理コードのまとめ」を見て、混乱しないようにして下さい。


・ダイアトニック以外のドミナント代理

Db7(bII7)

「G7」の裏コードで「Db7」です。


もう一度まとめておきます。

メジャー代理コード

トニックグループ サブドミナントグループ ドミナントグループ
CM7( I ) Dm7(IIm7) G7(V7)
Em7(IIIm7) FM7(IV) Bm7b5(VIIm7b5)
Am7(VIm7) F7( IV7 ) Db7( bII7 )
F#m7b5(#IVm7b5) F#m7b5(#IVm7b5)  
C7( I7 ) B7( VII7 )  

一般的に代理と呼ばれているのは上の表ぐらいですね

丸暗記するのひとつの方法ですが、各フォームで憶えれば、より実践的になると思います。

やり方は、「C」を弾いて、その近くに、上のコードを探し、「C」との位置関係で憶えるやり方です。

どっちにしても、大変ですね。

まぁ、ここでは、「ふーん、こーなってんだ」ってレベルで良い思います。

前にも書きましたが、理論 = 理屈は「調べる能力」があれば十分だと思います。


「ブラウザの戻る」でお願いします。


Top