「お助けジャズギター」〜 当内容はメッセージですので、「まるのみ」はやめましょう(~o~)〜  

メジャーダイアトニック代理1


前回のコード進行に、「Am7」が置ければ、「コードパターン」の完成ですね。

Dm7 G7 C Am7

このコード進行を並び変えると、「 I-VIm7-IIm7-V7 」になります。

C Am7 Dm7 G7

で、この「Am7って何?」ってことになりませんか。


その前に、3(スリー)コードについてやっておきます。うまく説明する自信がないので、ヨメさんの本からです。

トニックコード

・主音(キーCなら「ド」のこと)の性格を強く持ち、そのキーの中で安定感を最もよく表すコードのこと。

・代表コード:キーCなら「C」

ドミナントコード

・トニックへ進もうとする強い性格を持つコードのこと。

・代表コード:キーCなら「G7」

サブドミナントコード

・トニック、ドミナントとは別の性格をもつコード。聴く人によって様々な感じを与えるコード(苦しくなってきましたね!)

・代表コード:キーCなら「F」


これらのことは、「人間の感覚上、3つに分類できる」ってことなんで、理屈はありません(T_T)

で、調性(キー)を維持しながら、曲に変化をつけるために、この3コードを組み合わせを考えて、配置します。

例えば、「C-G7-C」とか、「C-F-C」とか、「C-F-G7-C」とかですね。


(補足)

これら、トニック、サブドミナント、ドミナントの代表和音だけでできる音楽の最小単位を、

「ベーシック・ケーデンス」といいます。

略して「ケーデンス(英語)」とか、「カデンツ(ドイツ語)」とも呼ばれています。

これは理論書に載っていると思いますので確認しておいて下さい。「ケーデンス」とは「終止形」という意味です。


メジャーダイアトニック上のコードをこの3コードに分けると次のようになります。

トニックグループ サブドミナントグループ ドミナントグループ
CM7( I ) Dm7(IIm7) G7(V7)
Em7(IIIm7) FM7(IV) Bm7b5(VIIm7b5)
Am7(VIm7)      

各グループ内での置き換えをトニック代理、サブドミナント代理、ドミナント代理と私は呼んでます。

憶え方は「イチ・サン・ロクはトニック」、「ニー・ヨンはサブドミナント」、「ゴー・ナナはドミナント」を100回叫んで下さい。

但し、周りに人がいないことや、夜中でないことを確認してからね・・・

理屈は次回にします。


これでめでたく、トニック代理で「C」を「C-Am7」に分割できましたね。

C(T) Am7(T) Dm7(S) G7(D)

T:トニック、S:サブドミナント、D:ドミナントの略です。

ドミナント代理もツーファイブ代理も結局はそのキー(ここではキーC)を維持していることになる思います。

トニック代理はそのキーのトニックコード機能を維持しながらの代理コードとなります。


少し、コードパターンに変化をつけてみましょうか?

C(T) C(T) F(S) G7(D)

各代表コードでの置き換え。


Em7(T) Am7(T) Dm7(S) Bm7b5(D)

も考えられますね。


では、こんなのはどーでしょうか?

C Dm7   /Em7 F     /Em7 Bm7b5 /G7

キーを維持すればOKなので、ダイアトニックコードを好き勝手?においても良いことになります。

これをダイアトニック代理(ダイアトニックアプローチ)と呼びます。

考え方は上記の説明から、ドミナントの次はトニックが定石です。

後は、トニック、サブドミナント、ドミナントを適当に交互におけば良いと思います。

もちろん同じ機能のコードを続けてもOKですね。

C     /Bm7b5 Am7   /G7 F     /Em7 Dm7   /G7

これでも、立派に元のコードは「Cのみ」となります。

でも、「どんな曲でもうまく行く」とは限りませんので、試しながらやって下さいませ。


やるレベルは、オリジナルコードに対して、

・トニック代理、サブドミナント代理、ドミナント代理までで無難にやっとくか?

・部分的にダイアトニック代理をやるか? ・・・下の例では2小節目の3〜4拍だけダイアトニック代理。

C     Am7     /Bm7b5・C Dm7 G7

・全面的にダイアトニック代理で大胆にやるか?

です。


どこまでやるかはケースバイケースなので、これも、みなさんの判断とさせて頂きます。

ちなみに、1小節は、1拍・2拍/3拍・4拍と表現としていますので、上の2小節目のはじめの2拍が「Am7」、3拍目が「Bm7b5」、4拍目が「C」となっています。


ダイアトニック代理を使って、前のをハーモナイズしています。

  C(13)       Am7   Em7         Am7   FM7(9)    Dm7  Bm7b5(11)  G7(b13,9)
--10-------8----
--10-------8----
---9-------9----
--10-------7----
----------------
----------------
---7-------5----
---8-------5----
---7-------5----
---9-------5----
--(7)-----------
----------(5)---
----------------
---8------6-----
---9------5-----
---7------7-----
---8------5-----
----------------
---------------5--
---5-------4------
---2-------4------
---3-------3------
---2--------------
----------(3)-----
  C(9)
----------------
---5------------
---7------------
---5------------
----------------
--(8)-----------

これは・・・トニック代理、サブドミナント代理、ドミナント代理までで無難にやっとくか?・・・ですね!


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