「お助けジャズギター」〜 当内容はメッセージですので、「まるのみ」はやめましょう(~o~)〜
ハーモナイズの仕方
また、また、用語解説からで、ごめんなさい。
ハーモナイズ≒ヴォイシングと書きましたが、関連することがありますので、補足説明しておきます。
ヴォイシング = 日本語で声部です。 ハーモナイズより、一般的かもしれません?
Voice = ヴォイス = 声に、Ingで、Voicing・・・・「発声し、続けること?」・・・なわけはありません。
そんなことしたら死んでしまいますから。
私的(わたしてき)には、ヴォイシングとは、メロディー(旋律)へのコードのつけ方だと思っています。
コードの構成音や音の並びを変えることや、テンションを加えて響きを豊かにすることを総称して、「ヴォイシングする」などと使われます。
もっと簡単にいえば、「声部とはコードそのもの」ともいえますね。
コード = 声部の外声部と内声部です。
「部」は省かれて呼ばれることが多いです。
外声(がいせい)とは、一番高い音(最上声)と一番低いの音(最下声)のこと。
内声(ないせい)とは、外声部以外の真中の音ですね。
シの音を「C」でド、ミ、ソ、シとハーモナイズしたなら、ド、シが、外声となり、ミ、ソが、内声となります。
一番高い音のことをトップノートとか、ソプラノとかいろいろ呼び方がありますが、
多くの場合、メロディーになっていますので、
このHPでは単に、メロディーと書けば、一番上の音とさせて頂きます。
一番低い音はおなじみのベース(バス)です。ベースノートと呼ばれることもあります。
ここに、メロディーがあるときは、「ベースにメロディーがある」というふうな書き方して、なるべく、分かり易くするつもりです。
あと、ルートというのがややこしい!
ルートとは根音と呼ばれています。3度とか5度とかはこのルートからの音程ですね。
コード「C」で、ド、ミ、ソ、ドと弾いた場合、
始めの「ド」も、その上の「ド」の音もルートと呼ばれる場合があります。
当HPでは必要に応じて、ベースの「ド」をルートとし、その上の「ド」は8度(8th)と書くようにします。
・・・・ふぅーー
長い前置きでした。申し訳ございません。
では、いっしょに、ハーモナイズしてみましょう。
まず、コードとメロディーを考えます。
・コードはスタンダード場合、予め決まってますね? また、代理コードで代えることも出来ます。
・メロディーはスタンダードのテーマメロディーの場合もありますし、みなさんが作曲したメロディーの場合もあります。
コードは「C」、メロディーは次のように「レ」、「ド」で、2分音符としておきましょう。
| C |
| --10-------8------ ------------------ ------------------ ------------------ ------------------ ------------------ |
これをハーモナイズします。
まず、「C」はメジャーコードですから、「3度=ミの音」が重要ですね(No.040)。
だから、そのミの音を近くで探しましょう。
(注)
マイナーコードなら短3度(No.041)、7thコードなら3度 + 7th(No.042)でしたね。
(選択肢1)・・・「どこのミを使うか?」という選択がまず、ありますよね。
| C(その1) | C(その2) |
| --10-------8------ ------------------ ---9-------9------ ------------------ ------------------ ------------------ |
--10-------8------ -----------5------ ---9-------------- ------------------ ------------------ ------------------ |
上の色の変わっている部分が、「ミ」の音です。
他にも考えられますが、左側で進めて行きます。
次は、ルートを加えてみます。
(選択肢2)・・・これも、「どこのドを使うか?」という選択がありますね。
| C |
| --10-------8------ ------------------ ---9-------9------ --10------10------ ------------------ ------------------ |
他には6弦の8フレット = 「ド」もあります。
次に加える音が、5thとなります。
| C |
| --10-------8------ ---8-------8------ ---9-------9------ --10------10------ ------------------ ------------------ |
さぁ、これで出来あがりです。・・・でも、おもしろくありませんね・・・発展させましょう!
コードの流れを「CM7」、「C」としてみましょう。
| CM7 C |
| --10-------8------ ---8-------8------ ---9-------9------ ---9------10------ ------------------ ------------------ |
「CM7」では、M7thを加えて、ルートを省いています。
また、コードの流れを「C6」、「C」としてみましょう。
| C6 C |
| --10-------8------ --10-------8------ ---9-------9------ --10------10------ ------------------ ------------------ |
「C6」は、6thを加えて、5thを省いています。
(選択肢3)・・・また、「C6」から「CM7」や、「CM7」から「C6」の流れも考えられます。
次はテンションでございます。
(選択肢4)・・・ここでは、「どのテンションを使うか?」という選択があります
下のは、コードの流れを「CM7」から「C6」として、
「CM7」のテンションである13thを加えて、5thを省いています。
「C6」のテンションである9thと#11thを加えます。#11thなんで、その下のコードトーン:3rdは省いています。
| CM7(9,13) C6(9,#11) |
| --10-------8------ --10-------7------ ---9-------7------ ---9-------7------ ------------------ ------------------ |
他に考えられるハーモナイズ例の一部も載せておきますね。
| C(9) C(13) | C6(9) C6(9) | C6(9) C6 |
| --10-------8------ ---8------10------ ---9-------9------ --10------10------ ------------------ ------------------ |
--10-------8------ ---8-------8------ ---9-------7------ ---7-------7------ ----------(7)----- ------------------ |
--10-------8------ ---8-------8------ ---9-------9------ ---7-------7------ ------------------ ------------------ |
・左側:同じ「C」で内声を動かしています(ソ -> ラ)。「C(13)=C6」ですね。
・真中:ベースが6thになっています。コードの構成音の順番は変えることもできます・・・コードの転回。
・右側:トップノート=メロディーだけを動かしています。
(選択肢5)・・・ここも、「どうやるか?」という選択があります
(選択肢6)・・・更に、「どう代理コードを使うか」という選択については、次回以降となります。
いろいろと選択する局面が出てきましたが、これは他にも沢山の可能性があるということですね。
マイナーコードや、7thコードを含め、コードパターンで練習した方が実践的です。
では、こんな感じです。
トップノートがメロディーですので、それだけを弾いたあと、コードを加えて下さい。
| C(13) C6(9) | Am7(9) Am7 | Dm7(9,11) Dm7 | G7(13) G7(b13,9) |
| --10-------8---- --10-------8---- ---9-------7---- --10-------7---- ---------------- ---------------- |
---7-------5---- ---5-------5---- ---5-------5---- ---5-------5---- ---------------- --(5)-----(5)--- |
---3------------ ---5------6----- ---5------5----- ---3------3----- --(5)-----5----- ---------------- |
---------------5-- ---5-------4------ ---4-------4------ ---3-------3------ ------------------ ---3-------------- |
| C(9) |
| ---------------- ---5------------ ---7------------ ---5------------ ---------------- --(8)----------- |
カッコはルートです。弾いても、弾かなくても、OKだと思います。
でも、こんなことは、慣れると短時間で出来るようになります。
というか、自分のスタイル(好きなハーモナイズ方法)が決まって来ますから・・・
サウンドについてもふれておきます。サウンドとは、「音響=響き」のことです。
沢山の音を使えば重い(厚い)サウンドとなり、少なければ軽い(薄い)サウンドとなります。
いろいろな局面で、「使い分ける必要」が出てくると思います。
軽いサウンドが必要な時に、省く音の第1候補が5thであり、第2候補がルートとなりますが、
3度、短3度、7th、M7thを省く場合だってあります。
また、全てのコードにテンションを入れる必要があるわけでもありませんね。
いろんな人の演奏を、「こういう局面ではコレぐらいの音数か? こんな響きか?」と確かめながら、聴いてみることを
お奨めしておきます。
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