「お助けジャズギター」〜 当内容はメッセージですので、「まるのみ」はやめましょう(~o~)〜  

All The Things You Are2


続いて、Bパートです。


Bパート(8小節)
Am7 D7 G G
F#m7b5 B7 E C7

Bパートの1-4小節(キーG) 

キーGの「 IIm7-V7- I - I 」です。


Bパートの5-7小節(キーE) 

ここで、キーEに転調ですね。

キーEの「 IIm7-V7- I 」です。

「F#m7b5」は「F#m7」の仲間と考えておいて下さい。


Bパートの8小節〜Cパートの1小節(キーFm) 

      C7
Fm7 (Bbm7) (Eb7) (Ab)

Bパートの8小節で、キーFmへ転調しています。

ここで、Cパートの1-4小節とAパートの1-4小節は同じなんで、「Fm7」はキーAbじゃないの?って、思いませんか。

そうなんです。「Fm7」はキーAbです。

???

つまり、「Fmは2つのキーを持っている」といえます。この「Fm7」は、

キーFmから見れば、「 V7-Im7 」の「 Im7 」で、

キーAbから見れば「 IVm7-IIm7-V7-I 」の「 IVm7 」となります。

これを、「ピボットコード(新調との共通コード)」といいます。

だから、「Fm7」のとこではFマイナースケールでも、Abメジャースケールでも、好きな方でやれば良いことになります。


おおむね、転調するときのコードは、スムーズに転調するために、意味を持っている場合が多いといえます。

例えば、Aパートの5小節の「Db」は、

Fm7 Bbm7 Eb7 Ab
Db Dm7  /G7 C C

キーAbから見れば、「 IV7 」で、キーCから見れば「 bII 」となります。

この、機能は未だ、説明してませんが、

キーCの「 bII 」は「サブドミナントマイナー代理」なんで、キーCのコードであり、ピボットコードです。

サブドミナントマイナー代理は先でやります(No.070)。


また、Aパートの8-9小節の「C」と「Cm」は、

Db Dm7  /G7 C C
Cm7 Fm7 Bb7 Eb

同主調(同じルート(C = ド)のメジャーキーとマイナーキー)の関係を利用して、キーCからキーEbへ転調しています。

同主調は、No.002を参照下さい。


さらに、Bパートの9小節の「Fm7b5」は、

Am7 D7 G G
F#m7b5 B7 E C7

Gダイアトニックの「VIIm7b5」でもありますから、キーGとも見れます。

そして、キーEの「 IIm7-V7-I 」の「 IIm7 」なんで、キーGとキーEのピボットコードでもありますね。

これで、Gメジャースケールも、Eメジャースケールも使える理屈となりました。

プリントアウトされている方は、前回の「キーの解釈」を修正しておいて下さいませ。


そんで、Cパートです。


Cパート(12小節)

Fm7 Bbm7 Eb7 Ab
Db Dbm Ab Bdim
Bbm7 Eb7 Ab C7

Cパートの1-4小節(キーAb)

Aパートの1-4小節と同じです。 但し、Fm7はピボットでキーFmでもあります。


Cパートの5-7小節(キーAb)

これは、コードパターン「 I-I7-IV-IVm 」の変形で、「 IV-IVm-I 」となります。

おーー!「いち、いち、よん、よん」が出てきました。


Cパートの5-11小節(キーAb)

Db Dbm Ab Bdim
Bbm7 Eb7 Ab  

「Ab-Bdim-Bbm7-Eb7」は、新しいコードパターン「 I-bIIIdim-IIm7-V7 」です。

dimは「ディミニッシュ」と呼びます。これも、まだですね・・・No.046。

まぁ、「 I-IVm7-IIm7-V7 」の仲間と考えてもらってもOKです。

ここでは、2つのコードパターンが重なって、

「 IV-IVm-I 」 + 「 I-bIIIdim-IIm7-V7-I 」で「 I 」がダブって、「 IV-IVm-I-bIIIdim-IIm7-V7-I 」となっています。


Cパートの12小節(キーAb、キーFm)

      C7

Bパートの8小節と同じですね。


ここまでで、「スタンダードはこーなってんだ!!」って、感じてもらえれば、めでたし?となりますです。


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