「お助けジャズギター」〜 当内容はメッセージですので、「まるのみ」はやめましょう(~o~)〜
All The Things You Are1
では、はじめの課題曲です。
まだ、やっていないことが、いろいろとあるのですが、
「スタンダードはこんな感じ!」ってのを、分かってもらうためにやります。
All The Things You Are 「 MIDI: テーマ バッキング 」
Aパート(16小節)
| Fm7 | Bbm7 | Eb7 | Ab |
| Db | Dm7 /G7 | C | C |
| Cm7 | Fm7 | Bb7 | Eb |
| Ab | Am7 /D7 | G | G |
| Am7 | D7 | G | G |
| F#m7b5 | B7 | E | C7 |
| Fm7 | Bbm7 | Eb7 | Ab |
| Db | Dbm | Ab | Bdim |
| Bbm7 | Eb7 | Ab | C7 |
コード進行の分析は「キーの流れ」を中心にやりますが、「その解釈は人によって変わります」ので、よろしくね!
まず、この曲の調号(キー、No.002)を見ます。お手持ちの「スタンダード集」で確認して下さい。
「b×4で、キーAb」はずです。
もし、はじめのコードが「Fm7」でない場合は、「移調(キーを平行移動させること)」して、「Fm7」にしておいて下さい。
例えば、「Em7」なら、全てのコードを半音上げれば、OKですね。
Aパートの1-4小節(キーAb)
| Fm7 | Bbm7 | Eb7 | Ab |
コードパターン「 I-VIm7-IIm7-V7 」が並び替わって、「 VIm7-IIm7-V7- I 」となっています。
ダイアトニック表(No.020)のキーAbのコードと見比べて下さい。
「 VIm7-IIm7-V7- I 」 = 「Fm7-Bbm7-Eb7-Ab」となっているはずです。
「Ab」 = 「AbM7」で、同じメジャーコードの仲間でした。
もちろん、キーAbなら、Abメジャースケールが使えます。
Aパートの5小節(キーAb)
| Db |
「Db」もキーAbの「 IV 」ですね。
ここも、Abダイアトニックですから、Abメジャースケールが使えます。
Aパートの6-8小節(キーC)
| Dm7 /G7 | C | C |
ここで、キーCに転調しています・・・あっさり!
キーCの「 I-VIm7-IIm7-V7 」の並び替え&変形の「 IIm7/V7- I - I 」です。
見方としては、
「Dm7」も「G7」も、「Ab」のダイアトニックではありませんので、ここで、「転調しているかも?」って思って下さいね。
で、ダイアトニック表上で探すと、Cダイアトニックに「Dm7」も「G7」もあります。
ここは、キーCの「ツーファイブ」でもあり、「ドミモ」でもありますね。
Aパートの9-12小節(キーEb)
| Cm7 | Fm7 | Bb7 | Eb |
「Cm7」・・・うーん、Cダイアトニックにありません。「転調しているかも?」ですね!
で、先まで見ると、「ツーファイブ = Fm7-Bb7」と「ドミモ = Bb7-Eb」があります。
で、ダイアトニック表で確認すると・・・
はい!キーEbの「 I-VIm7-IIm7-V7 」が並び替わって、「 VIm7-IIm7-V7-I 」となっています。
で、使えるスケールは、Ebメジャースケールです。
Aパートの13小節(キーEb)
| Ab |
「Ab」もキーEbの「 IV 」ですね。
Aパートの14-16小節(キーG)
| Am7 /D7 | G | G |
ここでも、キーGに転調しています。キーGの「 I-VIm7-IIm7-V7 」の並び替え&変形の「 IIm7/V7- I - I 」です。
もう、お気付きだと思いますが、この曲は
はじめの8小節
「 VIm7-IIm7-V7 - I(キーAb) 」-「 IIm7/V7 - I - I(キーC) 」
と
次の8小節
「 VIm7-IIm7-V7 - I(キーEb) 」-「 IIm7/V7 - I - I(キーG) 」
が、キーは違いますけど、まったく、同じとなっています。
「IIm7/V7」 = 「V7」でしたから、
「Dm7/G7-C」は「G7-C」 = 「 V7 - I 」、
「Am7/D7-G」は「D7-C」 = 「 V7 - I 」、
に置き替えられます。すると、
はじめの8小節
「 VIm7-IIm7-V7 - I(キーAb) 」-「 V7 - I - I(キーC) 」
と
次の8小節
「 VIm7-IIm7-V7 - I(キーEb) 」-「 V7 - I - I(キーG) 」
コード進行だけでみると複雑そうですが、こうやってローマ数字にすると単純な曲に思えませんか?
慣れてくると、すぐにコード進行の骨格?が見えるようになります。
そして、アドリブするときに、「パターン化して憶えたフレーズ」を出していくのですね。
ここまでで、キーが4回、変わっていますが、これが、スタンダードです。
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