誓願不思議(歎異抄 第一条)


  1. 阿弥陀仏のおたてになったお誓いの不思議な力により、わたしがお助けをこうむって、
  2. 「淨土に往生することができる」と信じて、
  3. そして、お念仏を申しあげようという思いがわたしに起こるとき、
  4. ただちに阿弥陀仏は大いなる慈悲の光の中にわたしを摂(おさ)めとり、
      決して離さない、というおめぐみ(利益 りやく)に包んでくださっているのです。


弥陀の誓願不思議にたすけられまいらせて、
往生をばとぐるなりと信じて、
念仏もうさんとおもいたつ心の起こるとき、
すなわち摂取不捨の利益(りやく)にあずけしめたまふなり。