ベトナム学校建設プロジェクト 2001/9/24改訂

このプロジェクトを立ち上げた理由(瀧澤勇人)

私がベトナムに訪れたのは今から5年前。それまでは、欧米だけでなく東南アジア、中東やアフリカ、世界を回ってきた。世界を回ってみて一番印象に残る国がベトナムだ。新潟支店に勤務していたとき、新潟国際ボランティアセンターを知り、国際ボランティア活動に関わり始めた。 ベトナムについては、ベトナム戦争、枯葉剤の後遺症、そういった知識しかなかった。

今のベトナムは、経済の自由化を進めるドイモイ政策で、経済が急激に発展している。それとともに収入格差も広がり、路上で生活しているストリートチルドレンがいたるところにいる。親に捨てられてしまった子供たちだ。全国で2万2千人いるといわれる。大きなゴミ袋を担ぎ、空き缶、空き瓶、ビニール袋、鉄くずなど売れるものは何でも探しながら、物乞いをする子供たちがたくさんいる。子供たちの中には、盗みや児童売春など罪を犯してしまう子供たちもいる。ほとんどが10歳以下だ。5年前、ダストボックスに溜まった雨水を飲んでいる子供たちを見たとき,何かをしなければと思った。


ペットボトルを拾うストリートチルドレン

今年、社員からカンパを集め、ベトナムに創立50周年の学校を作ろうというプロジェクトを立ち上げた。予定金額に満たない場合は、自腹で建てるつもりだった。目をつぶれば、人懐こい目で駆け寄ってくる元ストリートチルドレンの子供たちがいる。子供たちのはにかむ笑顔、輝く目を見ると、日本の子供たちにはない何かを感じる。

もちろん、ひとつの学校でその国の社会を一気に変えることなど出来ない。今、私にできることは,自分の目の前にいる子供たちに手を差しのべることしかない。私がボランティアをする理由。それは私を必要としている子供たちが、そこにいるからだ。


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