メコンデルタにて(大竹広光) 学校建設予定地に向かうため、メコン川を船で進んでいた。
川沿いには、ワラやヤシの葉で周りを囲っただけの家々が並んでおり、強い風が吹けば、飛んでしまいそうだ。
ココア色の川では、人々が水浴びや魚取りをしていたが、家々のトイレはその川の真上にあった。衛生状態は、とても悪かった。彼らは昔からこの生活をしてきて、これkらも変わらず、同じ生活を続けなければ、ならないのかもしれない。私は、学校より先にもっと必要なものがあると思った。でも、人々は、学校を望んでいた。
小さな子供達が、自分より少しでも、よい生活が出来るようにと。