私にとっての国際ボランティア研修(三河 恵子) 国際はもとより自分が住んでいる地域でですら,ボランティア活動らしいボランティア活動なんてしたことがなく,私にとってボランティアというのは,はっきり言えばこれまで殆ど無縁の世界でした。人のことよりまず自分のことで精一杯,人に自分の力を貸す余力なんてないと思っていました。
しかし,幸いこの傍若無人の私にも子供が1人おります。社員カンパの募集,主催者の瀧澤さんの熱意を社内のコミニュケーションツールを通して知ったときに心惹かれるものがあったのは,やはり自分の子供と,ベトナムの子供達を重ね合わせて見るものがあったからなのだと思います。未知の分野への興味と,10年,20年先であったとしてもいつか自分が他人の役に立つ人間に成長するためのワンステップという思いが,この研修への参加を決めたきっかけでした。
瀧澤さんの企画に便乗してベトナムまで足を運んだ訳でありますが,自分自身が「国際ボランティア」をしているなんておこがましいことは,決して言えません。がしかし,ストリートチルドレンのオープンハウスの子供達といっしょになって遊び,メコンデルタの自然の脅威のなかで暮らす人々,子供達を間近で見たことで,自分に余裕がないのは,心の持ちようが悪いだけ,ということに気づくことができました。
日本であっても他の国であっても,万国共通,子供達には学ぶ権利があり,学ぶことにより幸せを追求する権利があります。そして大人には,それを援助し導いてあげる義務があります。その権利を行使したくとも行使できない環境にある子供達がいるのであれば,そして,こんな自分でも手を貸す方法があるのであれば,力になろう!!
ボランティアに限らずすべてにおいて,頭では解っていても行動に移せなかったことが多い自分を,少しだけ変えられた研修でした。こういう機会に恵まれ,参加できる環境にあったことに感謝です。