■ 2002/11/5
今日は矢ノ川峠(すごい一発変換)の旧道。25年前?、紀伊半島を走った時に旧道を走れなかった、走らなかった宿題を片づけた。あの時は道はまだ生きていたのじゃないかなあ。
三重県熊野市から国道42号線を北上する。決して交通量が少ないとはいえない。ほかにもルートはあるけれど、最短コースを取る。熊野川上流に出るまでに一登り、トンネル一つ。道の駅熊野で一休みして・・・・・。
熊野市・尾鷲市境の国道42号線トンネルの手前から旧道は左に出ている。標識は一切ない。「3km先、道路決壊のため尾鷲方面への通り抜けはできません」の看板が尾鷲への道であることを示す。
最初は乗っていける。高瀬林道の分岐で悩む。クルマ止めのある方が林道だろうと、上への道を市道矢ノ川線だと信じて進む。細かい分岐は何カ所かある。道なりに山勘(いままでの経験からの外挿)に従って進む。人はいないし、標識は全くないし、道の様子を観察しルートを推測する能力(山勘?)が必要。ミスコースはなし、幸いにも。遠くでチェーンソーの音がしている。まだ林業は生き延びているようだ。
途中から押しになる。残っている標識に往時の姿を僅かにとどめる。こりゃクルマは通れないなあ。
歩道、登山道、廃道を行くと思えばなんということもない。歩道としては勾配が急じゃなくて歩きやすいね,と印象が変わる。橋が落ちていた地点を除けば。落ちるような橋はここにしかなかったのだが。
画面上が沢の向こうに続く道です。橋脚の間のコンクリート部分が落ちてしまっています。右の沢を渡って越える。自転車を担いでは降りれなかったので自転車を滑らせて落とす場面も。水の流れる岩場を登って(苔の生えているところは滑るおそれがあるので)反対側にたどり着く。時刻は11時を回っている。これから同じような崩落箇所が続くのであれば、引き返すことも考えないといけない。こういう展開は予想していないので行動食の準備もしていない。12時に見通しが立たなかったら引き返そう。
フロントマッドガードのクラウン下ネジが飛んでしまう。まだ安定していないなあフロントマッドガードは。キャリアで止めていないのが影響しているかな?。フロントマッドガードを外してフロントバッグに突っ込んでいく。昔は国道だったのだろうか。トンネルができる前はこの道がメインルートだったのだろう。
12時ちょっと前に峠にたどり着いた。左手の稜線上に無線中継所?がある。メンテナンスのための道路があるはず,の思惑通り、尾鷲側はちゃんと走れるようだ。熊野側は深い山、尾鷲側には海が見えている。無線施設がなく、下りも乗れなかったらどうしたのだろう。戻ってもほとんど同じ時間がかかるだろう、と行ってしまったことでしょう。
尾鷲側の下りはときどきコンクリート舗装もある。荒れているところもある。クルマは問題なく通れる。
尾鷲側には何カ所かの短いトンネルもある。下って、もうすぐ国道に合流というところで、パシューと派手にフロントホイールがパンク。
こりゃタイヤを切ったな!見てすぐわかるタイヤ切れ。タイヤは切れているけれど,チューブが石が刺さったような穴が開いている。タイヤの裏から大きめのパッチを貼ってチューブのはみ出しを防ぐ。チューブはスペアチューブに交換。しっかり空気を詰め込んでもタイヤに貼ったパッチがちょっと見えるだけ。大丈夫そう,少なくとも尾鷲まで走る分には。
国道42号に出るところにも何も標識はない。写真右側の分岐が出口(入口?)。あとはビュンと下って尾鷲駅から名古屋行きの特急をつかまえて名古屋へ。名古屋では名古屋駅にできた高いビルの展望台に登る。馬鹿とナントカは高いところい登りたがる。空港バスで名古屋空港に向かい飛行機で仙台へ。
と,矢ノ川峠旧道?は走れる(通れる?)ことはわかりましたが、お薦めできるコースではないようです(^-^)。