自転車ツーリング再生計画/ツーリングレポート

上高地・徳本峠

■ 2000年6月4日(日)

2000年の北海道大学サイクリングクラブのOB・OGランのあと、オプションコースの嶺方峠から白馬方面に下っているとき・・・・天啓が私に降ってきた。「そうだ、徳本峠に行こう!」。急遽、上高地に宿を取り、神城駅から輪行する。松本駅からは松本電鉄で新島々へ、最終の上高地行きバスに間に合った。松本駅の乗り継ぎ時間に、駅ビルの改造社書店で5万分の1地図も入手できた(^-^)サスガマツモト。今日の宿は河童橋そばの安曇村営上高地アルペンホテル。

■ 2000年6月5日(月)

●上高地散策

早朝の上高地を散策する。

田代沼付近からの穂高の眺め。まだ陽が上りきっていない。

大正池にて。後ろに見えるのは北アルプス唯一の活火山、焼岳。

上高地でこの風景を撮り逃してはいけませんね。河童橋と後ろにそびえる穂高連峰。大きな写真はこちら。

河童橋から振り返ると焼岳が・・・・・。さあ、ホテルに帰って朝食とするか。

珍しく、ご本人の写真。河童橋の上で。隣りでシャッターを押そうとしているご婦人に「撮りましょうか」と声をかけて「ついでに私も」とお願いしました(^-^)。

河童橋よりさらに上流に進んで、明神池にて。穂高神社の奥社があります。池にはカモとイワナが・・・。しばし、時間を忘れて、出発が930になってしまう。振り返ってみれば、いささかノンビリしすぎ。

●徳本峠

徳沢、涸沢、穂高へと続く道から右に分ける。途中までは乗っていけますが、押しになり、担ぎになり・・・・。

アヤ、雪渓だ(~-~;)。「残雪あざやか山並み」は「足下にも雪が残っている」ということ。幸いなことにズブズブ沈むことはなく、締まった雪。一歩一歩ステップを切って歩いていく。雪渓に出てしまうと道がどこに続いているのかわからない(~-~;)。左右に道が見えないかよく注意しつつ、雪渓の踏み跡を確認しながら進む。オオ、ここで足を滑らすとアブナイなあとという場所も。自転車のペダルがピッケル代わりになるのかナア(^-^)。上りの3分の1ぐらいは雪渓の上を歩いていた気分です。本当はそれほど長くはなかったのかもしれませんが。

徳本峠に着いたのは1130頃。約2時間の上り。雄大に広がる穂高のやまなみを眺めながら持参の弁当をひろげる。この写真は峠から徒歩45秒の展望台から。私の記憶が正しければ、空はもっと青く緑はもっと新緑色だったような・・・・(^-^)。大きな写真はこちら。

峠には徳本峠小屋があり、ビールも売っているし簡単な食事もできる、宿泊も可能である。どうして私はビールを飲まなかったのだろう(~-~;)。こんなところまで担ぎ上げたビールを飲む気になれなかったのだろうか。午後の下りが心配というほどの予知能力が私にあるはずはない。ちなみにビール350ml缶500円、峠を登った身には、大変リーズナブル(^-^)。さて、下りだ。まだ1200前。南側とはいえ、峠付近には雪が残る、北側斜面に比べればずっと少ないが。峠直下の急勾配を下りきる手前に力水という水場がある。私も力をわけてもらう。

川沿いになったら、少しは乗れるだろうという読み(単なる希望的観測)は見事に外れる(~-~;)。川沿いの道は上がったり下がったり、よじ登ったりズリ落ちたり。沢が合流するところでは沢を越える橋まで上るか下りるかしなければならない。橋はしっかり整備されていて足を濡らすことはない、足を滑らせる可能性はあるかもしれないが。道はアチコチで落ちている。上から崩落で埋まることもあれば、道そのものが崩れて落ちているところもある。道という人工物は自然にとっては邪魔物なのだろうか(^-^)。そのたびに崩壊箇所を上か下かに迂回しなければならない(~-~;)。自転車を担いでいては自由になる腕は一本。どうやってここを降りればいいの!という場面も。仕方ないので、自転車を滑り落としてしまったところもあった。平坦な道で安心して歩いていたら、足の下の地面がなくて、崖下に滑り落ちてしまったことも。左手が無意識に草だか笹だかを掴んでかろうじて止まる。5mはあるだろうか道まで、手がかりも足がかりもなく、這い上がるのに苦労する。自転車は反射的に山側に投げていたので、無事。

岩魚留小屋までの乗車率は数%。MTBで来れば強力タイヤとブレーキでもう少し上がるかもしれませんが。瀬戸沢あたりからようやく時々は乗れるようになる。二俣に近づくと乗車率も上がって、半分ぐらいは乗れるようになる。二俣で林道に出る、時刻は1530ぐらい。下りに3時間半を要したことになる。岩魚留小屋で一息いれただけでのタイムです。

二俣からの林道の爽快なこと。車止めの手前ではお食事中のお猿さんを驚かせてしまいました。林の木の上からキーキー抗議の声が(^-^)。こうして、生きて、元気で、こういうコースを考えて走れるというのは、とっても幸せなことかもしれないと思いながら、林道を島々まで下りました。

これが、島々側の入り口です。松本から安房峠(今は安房トンネル)、乗鞍スーパー林道等への行き帰りにこの看板を見た方も多いのではと思います、私も気になっていました(^-^)。あとは自転車に乗れなかった鬱憤を晴らすように松本まで爆走し、松本駅から輪行して、長野経由、大宮経由の新幹線で仙台に帰りました。

■ モデルプラン

というほどのものではないのですが・・・島々から上るのと、上高地側から上るのと、標高差で500m違います。上高地の明神池が約1500m、徳本峠が約2100m、二俣が約1000m。手を使わなければならないような場所は下るよりは上る方が楽な気はするのですが・・・島々側のアップダウンはやはり下りにとった方が無難なような気がします。で、

1日目 東京駅800⇒1037松本駅1045⇒1115新島々駅1125⇒1235上高地→河童橋→ウェストンレリーフ→田代沼→大正池→梓川沿いの道→河童橋→明神池→明神(泊)
宿:明神館0263-95-2036 11,000円〜

2日目 明神→徳本峠→力水→岩魚留小屋→二俣→島々→松本駅

でしょうか。1日目に上高地観光を終了して、峠直下に宿を取るという作戦です。これなら余裕のあるプランになるのではないでしょうか。時期は・・・・・雪が消えてから、梅雨明け以降が安心ですが・・・残雪の山並みの眺めと雪渓のリスクのバランスをどう考えるか・・・・でしょうか\(^-^)/。


■ このページの最初へ
■ トップページへ