自転車ツーリング再生計画/自転車ツーリングコースガイド/日帰りコース in 宮城 2001/8/2作成
■ 峠概要(コンサイス日本山名辞典より)
ふたくちとうげ 二口峠 山形県山形市と宮城県仙台市との境。仙山線山寺駅の南東6km。標高934m。二口街道(最上街道)が通る。仙台・山形両市を結ぶ最短距離の峠だが、北の関山峠の利用が多い。5万分の1地図「山形」仙台11
■ コースの設定・どちらから上る?
二口峠(二口林道)は山形側は全舗装されています。一方、宮城側はきゃんぷ場から上は全てダートのままです。上りは舗装、ダートは下りのセオリー?に従って山形側から入ることにしました、私は。仙台からは山寺駅まで輪行しましょう。山形市から山寺まで走っても距離,標高差とも小さいし、1時間もあれば着くことでしょう。
■ 山寺駅
山寺駅で自転車を組むと目の前の岩上に立石寺が聳えています。はるか山上の岩にへばり付くように伽藍,立石寺。
一番上の奥の院まで行くのは結構たいへん。体力に自信のある方は二口峠アタックの前に山寺見学をどうぞ。奥の院まで行っていると1時間以上はかかるので、ご自分の体力と相談してください
■ 上り
駅から立石寺を見る方向に立って、右後ろの方向に峠への道がのびています。
最初だけは広いが,道はすぐ農道の幅になります。畑が切れたあたりから道幅が拡がって峠へと続く。山形側は峠まで舗装が続いています。
山寺の標高が200m程度,ピークの標高が1000mをすこし超える。峠までの標高差は約800m。完全舗装だし、距離もないので、のんびりと登りましょう。勾配は7〜8%程度?。ヒルクライムのつもりで上れば1時間で登ってしまう人もいることでしょう。のんびり登っても2時間あまりで登りきれることでしょう、タブン。登りの途中にゲートがあり自動車は閉め出されています。ここからはゲートの横を通り抜けられる歩行者と自転車とオートバイだけ。
標高をつめていくと、山形平野の展望が開けてきます。その向こうに見えるのは月山でしょうか。この時期に残雪があってなだらかな山容は。
■ ピーク
道はいったん下って少し登り返したところが県境になっています。県境は1000mをちょっと超える高さ。
ここにもしっかりとゲートがあってクルマの通行を塞いでいます。人間と自転車とオートバイクはゲートの脇を通りぬけます。ゲートまでは舗装、ゲートの向こうの宮城県側は全ダート。
■ 下り
ピークから少し下ったところに本来の二口峠があります。最上街道と呼ばれていた時代の旧道が今は登山道になっています。
宮城側は道は完全ダート。結構荒れていますよ〜。川原の石ころだらけの道ではありませんが,しまった地道というわけにもいきません。
■ 磐司岩
下りには磐司岩とよばれる柱状節理が望めます。磐司岩がよく見えるポイントは1ケ所しかない(しかも何の標識も看板もない下り坂の途中)ので・・・・通りすぎてしまわないように。
宮城側の最終バス停から付近にはビジターセンターが。トイレ休憩も兼ねて周辺の自然環境を知るのも一興かと。
■ 秋保大滝
渓谷はやがて二口渓谷として流れをみせるようになります。掉尾を飾るのが秋保大滝。
大滝不動尊駐車場の少し先を左に降りていきます。橋を渡ったところで上流側に遊歩道があるので、秋保大滝に寄ってみましょう。尾瀬に三条の滝がなければ東北一の滝かもしれない。
あとは仙台まで走るだけ。秋保大滝からは元の道に戻るよりも、そのまま秋保川北岸の道を行った方がアップダウンも交通量も少ないですね。秋保温泉、釜房湖を経て仙台へ。仙台に近づくにつれて交通量は多くなるので、気をつけて・・・。
■ グレード
グレードは上級になるでしょうか?誰でも行けるという意味では中級の上ぐらいでしょうか。
■ 適当な自転車
自転車の選択には迷う峠ですねえ。上りの舗装は軽快に上りたいでしょうし,下りのダートも考えなければならない。
上りは軽い自転車の方が気分よく走れることでしょう。勾配は平均7〜8%だと思うのでそんなに低いギヤ比までは必要ないでしょう。足にあったギヤ比さえあればロードでもOKです。
下りは完全なダートなので・・・太いタイヤの自転車が優位ですね。太目のタイヤ(MTBならば1.50程度以上?)の方が心配なく下れることでしょう(もちろんちゃんと空気の入ったタイヤで)望ましい。ダウンヒルバイクを必要とするほどの路面ではないだろうし,結構な登りがあることも考慮すればダウンヒルバイクはいささか不似合いな選択?。もちろんロードレーサーでもシクロクロス的技術のある人が太めのタイヤを付けて走るならばそれなりに面白い下りになることでしょう。
■ 装備
山寺から秋保大滝まで食堂,店舗は一切ないので,昼食を準備していった方がいいことでしょう。
水場は山形側に2ケ所、宮城側に1ヶ所、みなさんが水を汲みにくるポイントがある。そのほかにも水場はありますが、どこにでもあるわけではないので,ボトルもお忘れなく。
下りのパンク対策のためのスペアチューブ,パッチセットは絶対お忘れなく。
転倒してしまった場合のために救急用品もあるといいですね。
■ 服装
季節に応じた服装。下りの安全を考えればヘルメット,手袋着用が望ましいことでしょう。私は付けませんが。
(実走 2001/7/8)