自転車ツーリング再生計画2006/9/29更新

チャリンコという言葉

チャリンコの誕生
自転車はチャリンコと呼ばれる場合があります。昔からの言葉ではありません。1970年代から広まったという説もあります。語源は3つぐらいの説があるようですが定説は聞いたことがありません。

1自転車のベルの擬音語「チリンチリン/チャリンチャリン」(いろいろな擬音語がありそうです)から生まれた。
2韓国語の自転車「チャルンケ/チャジョンゴ」(私は韓国語の正確な発音を知りません)から生まれた。
3(こどもの)掏摸を意味する「チャリンコ」という言葉があった。

自転車が「チャリンコ」と呼ばれるようになったのは1または2(もしかしたら両方)の可能性があるでしょう。3が自転車を意味するようになったと考えるのは飛躍があるのでしょう。チャリンコはいろいろな使い方がされるようになりました。略して「チャリ」,お買い物用自転車を「ママチャリ」,原動機付自転車を「ゲンチャリ」,自転車に乗る人を「チャリダー」。「ママチャリ」はもう普通の言葉になったと言ってもいいのかもしれません。

チャリンコ派と非チャリンコ派の誕生
しかし,「チャリンコ」には3のこどもの掏摸という悪い意味もありますし,「アリンコ」「ジャリンコ」のようにつまらないものというニュアンスを感じて,「チャリンコ」という言葉を嫌う人もいます(私もそうです)。

・「チャリンコ」という言葉が登場する前に自転車ワールドに入った人にとって「チャリンコ」は自転車を意味する言葉ではありません。見知らぬ違和感のある言葉です(非チャリンコ派)。
・「チャリンコ」という言葉が登場してから自転車ワールドに入った人にとって「チャリンコ」は自転車を意味する言葉です。違和感なんかあるはずもありません(チャリンコ派)。

チャリンコ派さんが非チャリンコ派さんに「チャリンコ」という言葉を使うと,同じ自転車ワールドの住人でありながら争い,諍い,すれ違いが起きることがあります・・・・

・非チャリンコ派さんは,チャリンコ派さんがなんの悪意もなくむしろ親しみを込めて「チャリンコ」を使っていることを知りません。
・チャリンコ派さんは,非チャリンコ派さんが「チャリンコ」と言われて自転車がつまらないものだと馬鹿にされたと感じることを知りません。

お互いに相手のことをなにも知らないのですから理解や許容や寛容が生まれないのは当然のことですね。

チャリンコ派さんと非チャリンコ派さんへ
無駄で・不毛な諍い・争いを避けるためにはお互いのことをよく知る必要があります。

○非チャリンコ派さんへ
チャリンコ派さんは「チャリンコ」を何の悪意もなく,むしろ自転車に対する親しみを込めて使っています。言葉は違っていても自転車を愛する気持ちは同じであることを理解しましょう。もし「チャリンコ」を使われてしまっても「私の自転車だけはチャリンコと呼ばないでほしいなあ。」とだけ言いましょう,そうすればそれ以上の諍いにはならないかもしれません。「(チャリンコ派同士でも)チャリンコという言葉を使うのは自転車乗りではない」とまで言うのは偏見,差別というものです。

○チャリンコ派さんへ
「チャリンコ」という言葉が非チャリンコ派さんの語彙にはなく,嫌悪感・不快感を与えるかもしれない言葉であることを理解しましょう。できれば,非チャリンコ派さんには「チャリンコ」を使わないようにを気配りをすれば無用な誤解や諍いも起きないことでしょう。「カッコいいチャリですねえ」ではなく「すごい自転車ですねえ」。非チャリンコ派さんもチャリンコ派さん同士で「チャリンコ」を使うなとは言わないことでしょう。


トップページへ