自転車ツーリング再生計画/ 2002/2/7作成

キャンプツーリング編(by グルマンチャリダー)

〜グルマンチャリダーさんからテキストをいただきました/そのまま掲載させていただきます〜

失敗してから身に付くノウハウはあえてはずして「へたすりゃ命に関わる編」を編纂してみました。著作権は放棄していますが「再生計画」から転載する場合は管理人の門岡さんに許可を得ていただくようおねがいします。

■ 今夜の飯はガソリン風味

コスト的に安くパワーもあるガソリンストーブ、ただし燃料の扱いが少々やっかい。スタンドで燃料ボトルにガソリンを入れてもらい再びペダルを漕ぐ、いつもなら30分も走ると消えてしまうガソリン臭がいつまでも強烈に続く。おかしいと思ってパニアバッグを開けるとボトルの蓋がゆるんでガソリンが漏れだし荷物がガソリンまみれ。まぁ引火して「火の車」にならなかっただけラッキーなのかも知れない。

■ 差し入れを断る勇気

自転車旅行はどうやら「大変なこと」らしく旅先で出会った人々はたいてい親切にしてくれる。山陰をツーリング中、人の良い漁師と仲良くなり晩飯をごちそうしてもらった。

翌朝、出発の準備をしているとその漁師がやってきて「取れたてだよ」と魚と野菜を持ってきてくれたのだが「これなら自転車に積めるだろ」と大きな発泡スチロールに野菜や魚が満載されている。彼の判断は甘く、そのような大荷物は自転車に積めない。かといってその親切も断りきれなかったため結局その場所に停滞。予定を変更して食料がつきるまで一人大宴会は続くのであった。

■ シーズンオフはご用心

キャンプ場泊は設備も整っていてとってもらくちん。シーズン中はいろいろなキャンパーで賑やかなので利用は避けるようにしているがオフシーズンは最高の寝場所になる。しかし、注意が必要である。

晩秋のツーリング中、雨を避けるため屋寝付きの炊事場でテントを張って寝ていると大地を揺るがす突然の大音響、慌てて飛び起きると大きなブルドーザーやダンプが夜明け前のキャンプ場を襲撃している。びっくりしてブルを止めるとオペレーターも「人がいたのか」とびっくり。彼に聞くと改修のための施設取り壊しとのこと、危うくひき殺されるところだった。

■ 水は確かめてから飲みましょう

夏の高原をツーリング中、とっても気分のいい河原を見つけテントを張ることにした。鮮烈な渓流は最高に気持ちよく、のどの渇きを癒し、旅の汗を流した。その夜、猛烈な腹痛に襲われて目が覚めた。ひどい下痢でもう寝てなんかいられない、手持ちの薬を飲むが全く効果がなくとにかく夜明けを待って何とか撤収し近くにあった民家に助けを求めた。

親切にも車で診療所に送っていただけることになったのだが、その途中キャンプ地点よりほんの少し上流に大規模な牛の飼育場を発見、汚水はそのまま川に流されている・・・・・診療の結果は案の定「食中毒」で丸二日入院。どんなにきれいに見える水でもとりあえず調べてから飲みましょう。 


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