ガソ選手の欠場で一気に混戦ムードとなった今年の大会、ほぼベストメンバーを組めた中国電力が有力に見え、ギタヒ選手を1区に起用した日清食品あたりと優勝を争うような展開が予想されました。1区では予想通りギタヒ選手が飛び出しましたが、後半もうひとつ伸びずに2位との差は24秒、それでも大幅に区間新でしたが。コニカは36秒差の9位、中国電力は32秒差の4位と共にまずまずのスタート。富士通もコニカから3秒の11位、カネボウもコニカからは9秒とみな射程圏内という感じでした。が、かつての王国・旭化成は去年に続いて渡辺選手が伸びず、トップからは約1分遅れの19位と出遅れてしまいました・・・といってもカネボウからは12秒差でしたが。
逃げる日清食品でしたが、2区中盤でつかまり、3区に渡るときにはコニカの松宮選手が抜け出しトップ、続いて中国電力。以下日清食品、山陽特殊製鋼と続きました。このあたりからコニカと中国電力の優勝争いとなってきました。
3区では中国電力の内冨選手がこの区間日本人選手トップの走りで逆転、コニカに21秒の差をつけて4区に。4区でも森政選手が区間賞を獲得する好走でコニカには1分3秒と大きな差をつけました。この時点では中国電力の優勝が見えた、とほとんどの人が思ったはずでしたが・・・。
ドラマは5区にありました。追いかけるコニカの坪田選手、オーバーペースとも思える猛烈な勢いで前を追います。中国電力の五十嵐選手も悪い走りではないのですが、1分の差がどんどん詰まっていきます。5Kmを13'52で通過した坪田選手、このあとは差がつまらなくなるかと思われたのですが、そのまま押し切る形で10Kmすぎにとうとう捕まえました。その後もペースは衰えず、中継所では逆に32秒の差をつけ6区に。この時点でコニカの優勝がほぼ決まった感じでした。
6区はコニカが松宮祐行選手、快調にラップを刻み、安全圏ともいえる1分8秒の差をつけアンカーに。アンカーの酒井選手も、鼻血を出すアクシデントもあったものの落ち着いた走りで悠々と逃げ切り、2連覇のゴールとなりました。
小森コーポレーションチームは1区でトップと51秒差の17位と市川選手が好走し、その後も少しずつ順位と落としたものの、途中まではシード権のある15位の背中が見える位置でのレース。総合順位は23位と昨年よりも1つ落としたものの、収穫のあるレースになりました。
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