青果部門」での、とある一日

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AM6:41  出社。タイムカードを打つ。青果の陳列棚、作業場の電気・ラップを巻く機械などのスイッチを入れる。そのあと、出社してきたチーフと共に、店内のお客様用自販機でコーヒーを飲む。てゆうか、僕は、ココアを飲むことが多い。この自販機、よくある紙コップ式のもの。一杯が50円。本来は70円はとらないとダメなものらしい。うちの店が僻地にあるせいで、誰も気がつかず、50円のまま放置されている…とは、店長の談。
AM7:00  店内のPOP等を変更した後、キャリーバックしておいた商品を再陳列。青果では、キャベツ・キュウリ・ブロッコリー等をキャリーバックしている。これらを冷蔵庫内の水槽に付けると、シャッキリ感(笑)が復活するのだ。蘇生というらしい。
 大根やキャベツは、あとで半分にカットして売るため、作業場内に置いておく。んでもって、新しいキャベツ・大根等を売り場に出す。
AM8:05  青果の主な商品を仕入れてくれる青果屋さんが到着。届いた荷物を冷蔵庫内などに収めていく。この仕事が青果で一番大変だ(^^;)。数量が多い上に、数のチェックも必要。この青果屋さん、けっこう仕事がいい加減なようで…。
 売り場に少ない商品などは、すぐに品出しをしていく。その後、注文書と照らし合わせての数量チェック。朝だけで全ての商品が届くわけではないし、青果屋さんがいい加減なので、電話をかけてみて届いていない商品を確認する。
AM8:55  パートさんが出社してくる。うちの店では午前9時から午後1時までの方が一人、午後4時までの方が二人いる。品出しや、商品の加工は、このおばちゃん達に、大部分をまかせている。
 僕は、店内で商品のチェック。一番悪くなりやすいのは、みかん! よくあるネット入りのやつなのですが、ほっとくと、どんどん悪くなっていきます。ぶじゅぶじゅになったやつや、皮が破れたやつ、すでに白いカビの生えたやつなどを作業場内に持ちかえり、再パック。悪くなったやつだけ捨てて、新しいネットに詰め替えて、再陳列。
AM11:00  近所のライバル店を偵察に行く。値段や陳列方法などを主に見るのだが…サボっているようなカンジもする(^^;)。ライバル店は、うちの店の近くには二つだけ。片方は、値段は安いが、陳列状態悪し。もう片方は、値段も陳列状態もそこそこ。
 わざわざ勤務時間内に行くほどのことはないような気もするが、チーフにコーヒーをおごってもらったのでヨシとする。
 この偵察で得た情報は、うちのスーパーの本部へFAXで送る。この任務専用の用紙が用意されているので、それにライバル店の商品の売価や品質などを書きこむのだ。
AM11:50  本部からの配送車が到着。一部の商品は、前述の青果屋ではなく、本部が担当している。ミカンや柿などは、袋詰めを本部でしてから、それぞれの店舗に届けられる。だから、こんな時間に届くのだ。
 また、勝手に"割り当て"として、本部が商品を送りつけてくることもある。うちのスーパーが本拠としているF市の店舗の売上が伸び悩んでいるので、比較的伸びているうちの店には、とんでもない量の割り当てが来ることもある。「しっかり売りたまえ」ってなカンジ。チーフは、売り場の陳列を変えていくハメになる。
PM12:20  明日の商品の売価表を見て、値段が変更された商品や、特売品の値段をチェックしていく。そして、明日のPOP等を準備する。
 店内のコンピューターに変更された売価等を入力していく。このコンピューターは、導入されて日が浅い。んでもって、トラブル多し。OSは、WIN95か、NTかな。
 店内のレジは、スキャナで商品のバーコードを読み取ったあと、このコンピューターから売価情報を得る仕組み。いわゆるPOSレジってやつ。店のコンピューターに情報を溜めて、30分おきに本部のコンピに情報を送っている。また、逆に本部からの情報も送られてくる。それによって、他の支店の、その時間の売上も分かる。
 ただ、30分おきに通信しているせいか、その時間に、店のコンピューターを使用していると、通信が出来ないこともあるらしい。てゆうか、トラブル多し。
 POPは、本部から送られてくる。こちらから、本部に注文することも出来る。
PM12:50  本部から仕入れる商品の注文をする。売り場や、冷蔵庫の在庫状況を見て、必要なものを注文するのだ。次の日の特売品や、ダイコン・キャベツなどの定番商品で、数がはけるもののは、注文もきちんと取らねばならないだろう。青果に移ってから、10日後。初めて注文をとらせてもらった。青果経験10日で注文までとらされるのは、けっこうマレなケースらしい。まあ、注文を取るといっても、チーフ(というかチーフ代行)に添削(笑)しえもらうので、どーってこたない。…とか言ってたら、20日目には、すでに"もう一人で注文取れるでしょ?"なカンジのプレッシャーがヒシヒシ伝わってくる状況。
 さて、"チーフ代行"という肩書きで辞令をもらっているヒトも多い。"代行"だから、チーフとしての給料はもらっていない。会社からすれば、わざわざチーフに昇格させるよりも、安上がりということ。
 給料に関しては、色々と疑問の多い会社だ。男性社員には、月に2万円の職務手当てがつく。しかし、女性社員には職務手当ては無い。こーゆーのって、男女間の賃金格差の(ありがちな)ゴマカシなんぢゃないだらうか。
PM13:20  本部への注文書をFAXで送る。その後、青果屋から仕入れる分の注文もとっていく。こちらは、注文の数量を注文書に書きこんだあと、とりあえず置いておく。青果屋への注文は、午後6時までOKだからである。
 この青果屋は、F市外の支店が利用している。そのメリットは、安さ。市外店の指示売価表だけが、別に作成されるほどの差がある。市内店ではバナナが原価200円で売価250円、市外店では153の198。けっこうダイナミックな差がある。
 ちなみに、値入高(売価と原価の差額)は、商品によってまちまち。原価135円で売価198円のモノもあれば、162の168のものもある。特売時には、原価105円で売価100円という具合に、逆転現象の起こるモノまで。
PM13:45  休憩にあがる。青果では、チーフも、僕と同時に休憩に入る。青果では、休憩は1500時までぐらい。状況にもよる。
 ちなみに、休憩にあがっている時間は、タイムカードで記録していかねばならないのに、各部門それぞれが、自分のトコロの都合で休憩時間を決めるので、かなりいい加減。うちの部門では、タイムカードを押さないことになっている。
 レジのアルバイトのコは、昼の休憩が2時間だったりすることもザラなようだ。アルバイトだと、あんまり長時間勤務させるワケにはいかない。だから、休憩を長くとらせて、午前と午後の忙しい時間帯に働かせているワケである。社員の人数削減のためにも、バイトの比重を高める方がいいからなんでしょう。
PM15:00  休憩後は、まずは売り場のチェック。売り場の整理をざっとした後、品出しが必要なモノは、しっかり出していく。たとえば、売り場にはキャベツは20個以下しか置けない。しかし、一日に売れる数は、もっと多い。ので、随時品出ししていくワケ。
 青果部門の社員は、僕とチーフだけ。この二人が揃っていれば、僕は青果屋への注文書を完成させる。その後、チーフに確認・修正してもらって、FAXで注文書を送る。チーフがいない時は? 同様にチーフ宅へのFAXや電話で、確認・修正をしてもらう。半人前ですので(苦笑)。
PM16:30  1600時にパートさんは帰宅。1630にはアルバイトの少年が現れる。彼とともに品出し・売り場の整理をする。
 午前中の11時頃と、この時間帯が客数のピーク。その時間帯になると、店内放送を30分おきずつかける。店内放送っていうのは、「いらっしゃいませ、今日はベンガル虎のワサビ醤油漬けがお買い得です」というアレ。僕が入社した頃は、各部門で活発に行っていたが、今でも活発にやっているのは青果だけという状況。"青果だけ"というより、"青果の今のチーフだけ"と言った方がいいかな。さすがに、他の部門も触発されてきてはいるけれど、まだまだ少ないまま。
PM18:00  この頃になると、仕事も一段落してくる。今日の売上経過をコンピューターで見たりする。1830頃からは、アルバイトが作業場の掃除を開始。
PM18:45  退社時間。青果の場合、仕事に大きな遅れが無い限り、この時間ピッタリに退社が可能。ときどき店長などに用事を頼まれることもある。その場合に必要となるハズの割増賃金は、鮮魚の方でも書いた通り。…なひ。
PM19:30  さて、遅番に関しては、全部門同じである。月に約8回。しかし、青果になってから、一人でかなりの仕事をやっておかねばならないので、けっこう遅くなってしまう日も増えてしまっていたりする(^^;)。昼の休憩は、4、50分程度しかとれないコトも多々アリ。
PM20:30  鮮魚の項に書いたのと同じように、遅番の仕事をして、ハイおしまい。この終業時間、日によってまちまちである。2040時ぐらいまでかかることは普通であるし、月に一回くらいは午後9時を過ぎることがあるようだ。ヒドい時には、機械のトラブル等で、午後10時過ぎぐらいまでかかるコトもあった。その場合でも、割増賃金は千円ポッキリである。
 ヨソの店舗の遅番は、もっと厳しいそうな。閉店時間が午後11時だったりするのである。出勤が朝7時なのは変わらない。で、忙しい時期だからどうとかも関係ない。この会社にいれば、朝7時に出勤、夜12時前に退社というのを、月に7、8回は"必ず"やらねばならなくなる。
 よそのスーパーや書店・ビデオ屋等では、交替勤務というのをやっているらしい。早番の人は、朝イチで来て、8時間ほど働いたら帰れるというコトである。遅番の人は、昼頃に来て閉店まで勤務ってなカンジ。うらやましい…というか、営業時間が15時間のお店なら、そういうカンジでやるのがふつーなような気も。

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