父親たちの星条旗

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ストーリー
 かつて海軍衛生兵として硫黄島で戦ったジョン・"ドク"・ブラッドリー。戦後、葬儀社を営み、家族と共に過ごした後、彼は戦争のことを語らないまま倒れる。硫黄島に星条旗をかかげた"英雄"の一人だった彼の真実を、彼の息子は探し始める。
感想
  フラッシュバックを多用した今回の手法には馴染めなかったというのが、正直な感想です。娯楽映画ではないので、こーゆー感想を言うのはアレですが…ぶっちゃけ期待ハズレでした。

 決して悪い作品ではないと思うのですが、戦闘シーンも、戦後のシーンも、息子とのつながりも、あれこもこれも消化不足。まともに描ききったと言える部分は少ないと思います。個人的にはアイラが印象深いぐらいのもの。
 いきなり色々な登場人物がフルネームの字幕紹介と共に出てきて、???となっているうちにフラッシュバックを多用して時系列が行きつ戻りつする展開になだれ込んでいきます。終了間際になって、ようやくブラッドリーの息子が"かつての兵士たち"に話を聞いているのだと気が付いた体たらく(爆)。

 個人的に好きなバリー・ペッパーも、なんだか中途半端な出番しか見せないうちにあぼーん。基本的に「実話」だからしょうがないとはいえ、この点でも不完全燃焼。

 もっとブラッドリーの息子のモノローグでグリグリとハナシをストレートに進めていったほうが良かったんぢゃないかしらんとか思った次第です。

「硫黄島からの手紙」も劇場で観る予定ではあるけれど、ちょい出来が心配やもです。

 

我等の生涯の最良の年
我等の生涯の最良の年

 こちらも、第二次大戦の復員兵のお話。1946年のアカデミー賞の作品賞受賞作。戦後すぐにこんな映画を作ってるアメリカも凄いけど、これを戦後の癒しや総括のためと見るか、一種のプロパガンダ(復員兵もちゃんと幸せになってますよとアピール)とみるか。
「父親たち〜」も、このアカデミー作品と同じく、どうも確固たる「視点」に欠けてるように思うんですよね。監督などの思い入れを押し付けてくる映画はウザかったりするけど、作品によっては思い入れをストレートにぶつけて欲しいと思ったりもするワケっす。


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