(2005年5月28日更新)

前に荷物カゴのあるガソリンカー コッペル1号新山の記念館に展示してあるもの
 鉄道は大好きだ。なんで大好きかといわれてもよく分からないけど、多分 子供のときに岡山県の笠岡ー井原間を走っていた 井笠鉄道という軽便鉄道に 何度も乗って魅せられてからではないかと思う。あの鉄道は約30年前に廃止 されたが健在なりしころ弁慶号と同じスタイルの煙突の長い蒸気機関車(コッペル)が 3-4両の客車を引いてナローゲージの上をのろのろと全長19.1KMを50分ほど かけて走っていた。もっとも晩年にはガソリンカー(ディーゼルではない) にとってかわったが。
 終戦直後石炭のないころに蒸気機関車は薪を たいて走った。しかしそれでは馬力が出ないから坂道にくると乗客が降りて 後押ししたものだ。平坦なところまで押し上げると汽車は再び走り出し 乗客はそれに飛び乗る。あの車両たちは廃止になった後、明治村と 伏見桃山城と西武園にそれぞれ展示されたり「おとぎ列車」になったりし たのだが今どうしている事やら。大切に保存されているものばかりではないらしい。 最後の新線?井原線の風景
 ガソリンカーの 写真を見つけたので借用する。前にバスケットのようなものがついているが ここに新聞やらその他の荷物を載せて走ったものである。  また井笠鉄道の蒸気機関車の写真が見つかったので掲載する。これも新山の記念館に 展示してあるもので動態写真ではない。昔の走っている写真は今でも探している。  さて、この井笠鉄道のあったところに一昨年だったかな井原線という新しい 鉄道が開通した。わがふるさとのために喜ばしいのかも知れないが、この新線 かれこれ20年もチンタラチンタラ工事をしてきた。で、やっと開通したわけだが いまさら採算が取れるわけもない。 国鉄ーJRの意地で開通させたか、政治家の力か。 最近これに乗るチャンスがあったので写真を撮ってきた。こんなディーゼルカー が1両か2両、福塩線神辺駅から伯備線清音駅までを走っている。全部鈍行で 岡山に直通する列車もないのだから営業努力もしていないのだろうな。



毎日お世話になっている阪急宝塚
線の急行  作家の宮脇竣三さんという人が居る。「全国ローカル線の旅」などいろいろ な著書がある。あちこちのローカル線を乗り歩いてその風物詩やら人情やらを ひょうひょうと書いたものであるが、感動を持って読んでいる。いつかあのよ うにローカル線のたびをしたいものだ。いやべつにローカルせんでなくてもよ い。「義務でない、楽しみのための、行程表のない旅」永遠のテーマなのかも しれない。まさに私のあこがれである。(左の写真は阪急宝塚線)  だけども、彼のように趣味と実益とが見事にマッチした人は珍しいので われわれ普通の人はめったに旅になど出る時間とカネがない。そこで私は 旅に出る代わりに時刻表で遊ぶことになる。JTBの大判の 時刻表は格好の読み物であの数字と漢字の羅列は単なる羅列ではなく、読めば 読むほどに生き生きとした旅物語になるのである。




他人の作ったダイヤグラムを拝借 列車のダイアグラムというものが私は大好きだ。 なんで ダイアグラムが好きになったかというと、小学校のときの算数の問題で 「A君が時速15KMの自転車で出発したのを、30分あとから時速40KMの自動車で Bさんが追いかけました。追いつくのはどこでしょう」という問題があり それを解くのにグラフを使ったのがきっかけである。
普通列車の時刻表は 売っていてもダイアグラムは売っていない。自分で作ってみるほかない。 それを実にマメに作ってアップしているページを見つけた。 大都市圏鉄道 ダイヤ研究室というページだ。リンクの許可は得ているから覗いてみて 欲しい。左のダイアグラムはそのなかから、私の住まいの近くのJR宝塚線 のものを借用した。



かつての井笠鉄道に模したダイヤグラム
 大都市にある忙しい線のダイア グラムも面白いがもっとマニアックなのは ローカル線のそれである。とりわけ本線でありながら単線で、本線だから特 急も急行も頻繁に走る路線である。たとえば山陰本線とか紀勢本線とか中央 本線の一部とかである。このような線になると少ない線路容量に緩急とり 混ぜて走らせねばならないから各駅で行き違いや追い越しが起こる。それを 工夫して一本でも多く走らせるスジ屋の苦労を楽しむのである。  これだけ立て込んでいるダイヤに更に一本特急を通すとなるとそれは大変な 作業である。ダイヤグラム上でスジを引くのも大変だが実際には駅の待避線 の数の問題とかもあるわけです。駅間の広いところではたまに信号場と呼ば れるものがある。列車がすれちがうところだが乗客の扱いをしないから時刻表 には書いてない。しかしどうしても駅ですれ違う事のできない時刻表になって いるときは信号場があると思ったほうがよい。実際に行ってみて信号場を発見 したら快哉である。
ところで最近エクセルを利用してダイヤグラムを作る方法を教えてくれた 人が居る。早速上記のふるさと軽便鉄道の井笠鉄道線 の駅名、駅間距離(ほぼ正確に覚えている 自信がある)を入れてダイヤグラムを作ってみた。実際よりも列車の本数は多く入れてみた。 また快速はほんの一時期導入されていただけである。だから「幻の」なのである。


西九条駅は実に器用な駅です。USJ
に行く乗換駅でもある。 大都市圏の 実在ダイアでぜひ引いてみたいのは大阪環状線の西九条駅 である。この駅は 環状線の上下線のほかに桜島線の乗り換えがあり、さらに関空に行く「はるか」 や紀勢線に乗り入れる「くろしお」などの特急が桜島線 のあいているときに渡り線代わりに使って側線から環状線に乗り入れるサーカ ス的な線路の運用をやっている。桜島線(愛称が夢咲線、素敵な名前) には今度ユニバーサルスタジオが開設 されますます本数が増えるので更なるサーカスが必要になる。見物である。
 USJの開業を控えて3月1日よりユニバーサルスタジオ駅が開業、それに伴う 列車のダイヤが発表された。 大阪駅から直通列車が20分毎に、西九条ー桜島 間のシャトル列車が10分毎に、そして関空特急はるかが西九条停車、特急くろ しおやら大和路快速やらは従来どおりというのであるからもうほとんど線路容 量一杯である。休日などの多客時の臨時列車のスジは確保できるのか、他人事 ながら心配なくらいだ。

この間金谷から大井川鉄道のSLに乗ったのにうっかりしてデジカメ持参忘れ、携帯で撮った写真ですがC11が元気に引っ張っていました。

 鉄道フアンとして皆さんにお願いがある。鉄道の上を走っているものはみん な電車だといわないで欲しい。鉄道の中にはまだ電化していないところも多い。 そこを走るのはおおむね気動車である。また電化していていようがいまいが、 機関車に引かれて走るのは列車である。何でもかんでも電車 と呼ばれると変な 気がするのであります。




メールは kojiroshig@nifty.com へお願いします。
へ戻る
自分紹介
 自分の歴史
 カラオケ考現学
 イタリアあれやこれや
 徒然なるよしなしごと(掲示板もこちらから)
 我が街を散歩する
も読んでください。