Tanclo-0019

タンクロ
Tanzawa
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ヤマビル
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1.ヤマビルはどんなヒルか?

i ヤマビル(衛生害虫)の種類
 日本に2種類 : 本州のヒル(縞がある)、沖縄のヒル

ii ヤマビルの形態
 円筒形で体長は、1- 5cm、目は5対,体の前後腹面に吸盤があり、口は前吸盤の中央にある。口の中にはあごが3個Y字状にあり、あごにはそれぞれ約90、合計270の歯がある。

iii ヤマビルの繁殖と拡散
 雌雄同体であり、成体は吸血したあと、約2週間後ぐらいから卵を土中、苔の下などに産む。
 卵は、2 - 4週間で孵化し、2 - 4ヶ月で成体になる。
 ヒルの血液を調べると、シカ、サル、ウサギなどの血液が混入している。そのうち、シカ、サル、ウサギの順に血液の量が多いことから、シカがヒルの伝播に大きく関わっていることが分かってきた。
 シカにはひづめの後ろに穴があり、ヒルはその中に入ってシカと共に移動している。

iv ヤマビルの生態
 冬季は、土中、苔や落ち葉の下で越冬する。
 活動期は、4月から11月で、特に雨中、 雨後は活動が活発になる。
 活動温度は、摂氏7度程度からで、20度前後が最も活発となる。
 吸血時間は、1時間程度で、吸血量はヤマビル体重の10倍程度となる。

v ヤマビル被害の発生

 ヤマビルは、吸血の対象となる動物が近づくと、敏速に尺取り虫運動で目的物に接近しとりつく。
 吸血の際、ほとんど痛みを感じないので、人の場合多くは出血によって吸血されたことを知る。
 ヒルに吸われた人(動物)の血の中にヒルに対する抗体が出来、その血をを吸ったヒルは死んでしまうという説があるが根拠不明。

vi クロコウガイビル、ヤツワクガビル
 ヒルと名が付いているので、吸血性と誤解されるが、雨中、 雨後の地表を這ってミミズを食べる。
青砥航次 (神奈川県自然環境保全センター研究部の資料による)

更に詳しい情報は、以下のリンクへどうぞ。

ヤマビルの知識    ヒルって一体どんな生き物なのでしょうか  房総丘陵のヤマビル

 

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