Tanclo-0008

 

タンクロ
Tanzawa
Encyclopaedia

                      

       

コ ケ 植 物
《丹沢の蘚苔類》

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1.コケ植物とは:

        ・「コケ」という言葉は、「小さいもの」「つまらないもの」というような意味で使われていることが多
         い。
        ・サギゴケ、モウセンゴケ、コケモモなどの種子植物。クラマゴケ、ウチワゴケ、コケシノブなどのシダ
         植物。ウメノキゴケ、キゴケなどの地衣植物。これらはコケといってもコケではない「コケ」である。
        ・コケ植物を見ると、有性生殖(造卵器、造精器による)によって胞子体にできる胞子によって繁殖する
         ことや、通導組織の未分化などが特徴といえる。
        ・コケ植物は大きく3つに分けることができる。→蘚類、苔類、ツノゴケ類。
        ・日本では約1500種類以上。神奈川県では300種は越えると思われるが、その大半は丹沢、箱根に
         分布していると思われる。
        ・生息場所は岩上、地上、樹上、林床、特殊な環境(流水中、動物の糞の上、水田、洞穴の中、温泉地)
         などさまざまである。

 
2.丹沢のコケ:

    a.檜洞丸のブナの木に着生したコケ:
        ・キボウシゴケ、カモジゴケ、コクサゴケ、リスゴケ、ヒメホウオウゴケ、ミノゴケ、チョウチンゴケ
         ヒラゴケ、ヒムロゴケ、トヤマシノブゴケなどの蘚類。
        ・ウロコゴケ、クサリゴケ、ヤスデゴケ、フタマタゴケ、ケシゲリゴケ、カヤゴケ、コハネゴケなどの苔
         類。
        ・1本の木にもよく調べると沢山の種類があることがわかる。

    b.空気の汚れや乾燥に関係のあるコケ:
        ・コケは空気中の水分を直接からだ全体で吸収しているので、周りの影響を非常に受けやすい。そのため
         環境指標植物の代表的なものといえる。
        ・ヒノキゴケは特に敏感であると言われています。
        ・丹沢でも車が通る道や、人の手の加わったようなところには、都市に多いギンゴケ等が生えている。

 

(吉田 文雄)

 

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