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タンクロ
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| 丹 沢 で 注 意 す べ き 生 物 動 物 |
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| ・ 本編では、丹沢に棲む動物の中で比較的危険性が高く、野外で接触の機会が多いものについて述べてあります。 形態や生態については、図鑑を参照して下さい。 |
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| 1.噛みつくもの:マムシ・ヤマカガシ a.対応:まず、噛んだ蛇の種類を確認し、被害者の精神的ショックを和らげるように話しかける。出来る限り早 く医師の治療を受けさせる。山道なら林道までゆっくり下山させるか、おぶって降りる。傷口の近くを 縛ったり、傷口を切開したりすることは絶対に行ってはいけない。 b.その他: マムシ‥‥‥マムシの毒は、小学生以上であれば直ちに生命に危険を及ぼすほど危険ではない。ただし、首 筋を噛まれて気管を圧迫した場合や、アレルギーを起こした場合には蘇生術等の早急な対応が 必要である。 ヤマカガシ‥奥歯の毒はマムシ毒程度に危険であり、注意を要する。また、頸部の毒腺から毒を飛ばす。 |
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| 2.血を吸うもの:ヤマビル・マダニ・ブユ・アブ a.対応: ヤマビル‥‥無理に引き剥がさずに、ころがすようにして取り除く。傷痕から出血が続き、暫くは止める事 ができない。虫除けスプレーをかけると簡単にとれる。スプレーは予防にも効果的である。 マダニ‥‥‥早期に払い落とせば簡単にとれるが、発見が遅れると頭部が体内に残り化膿する。外科医で取 り除いてもらうとよい。 ブユ‥‥‥‥咬傷跡がポツンと赤くなり、激しい痒みと大きな腫れが特徴。抗ヒスタミン剤含有ステロイド 軟膏が有効である。掻き崩さないようにする。人によっては腫れが1ヵ月以上引かない場合も ある。 アブ‥‥‥‥体にとまったら払いのける。噛まれると痛いのでわかる。ウシアブはキイロスズメバチに似る。 |
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| 3.刺すもの:キイロスズメバチ・クロスズメバチ等ハチ類。ドクガの幼虫 a.対応: ハチ類‥‥‥ハチが接近してきた時は、動きをやめてハチが立ち去るのを待つ。体にとまっても慌てない。 急な動きはハチを刺激して危険である。刺してきたら、真上から強く叩くようにして追い落と す。傷口を強く絞って毒を出し、暫く水につける。スズメバチ毒にはステロイド軟膏が有効。 ドクガの幼虫‥傷口を手で触ることを避け、粘着テープを使って丹念に毒針を抜く。虫刺されの薬が有効で (成虫) ある。 b.その他: ハチ類‥‥‥キイロスズメバチ等は大型で毒も強力である。数匹に刺された場合は生命に危険が及ぶ。近い 過去にハチに刺されてアレルギー症を持つ人の場合は、小型のハチでも危険である。 |
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| 4.その他: ニホンヒキガエル・アマガエルは体表の毒腺に注意し、手をよく洗う。ノイヌ・ツキノワグマは入山時の情報 に注意する。 |
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| 《参考文献》日本自然保護協会 「野外における危険な生物」(思索社) (浅井 邦臣) | |
| <補足資料> | |
| 接触状況: マムシ‥‥‥夏の日中は湿った草むらの中、夜間は林道に出てくる。若い個体は「太った=かわいい」印象 を与え、体表の模様が目立つので子供が気軽に手に取ろうとする。動きは比較的鈍いが、ジャ ンプして噛みつくことが多い。 ヤマカガシ‥生息場所はマムシとほぼ同じ。頸部に毒腺があり圧迫すると毒を飛ばす。性格はおとなしいが 、いじめると毒腺を持つ奥歯で噛む。首筋に赤・黄の綺麗な斑紋がある。 |
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| 接触状況: ヤマビル‥‥湿った場所、雨上がりや夜間の屋外などで体に付着する。靴や衣服の隙間を捜して体表に噛み つく。厚手のソックス等は簡単にすり抜ける。吸血が終わると脱落し、傷痕から出血がしばら く続く。自覚症はほとんどない。 マダニ‥‥‥山地のササなどに付いて、通りかかる動物を待っている。けもの道の藪に多い。自覚症はほと んどない。 ブユ‥‥‥‥非常に小型の黒い虫。渓流沿いの林に多く、露出部を吸血される。刺し傷は非常にかゆく、赤 く腫れ上がる |
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