Tanclo-0003                                                        

タンクロ
Tanzawa
Encyclopaedia

        

アミカ 


目次へ戻る 
 
1.幼虫の特徴:真の意味で足を持たない点で、他の水生昆虫と区別できる。

        ・頭‥‥‥‥‥頭胸部は第1腹節と癒合する。
        ・尾‥‥‥‥‥なし。
        ・筋肉肢‥‥‥なし。
        ・エラ‥‥‥‥一対の肛門鰓。
        ・他の特徴‥‥腹側正中線に6個の強力な吸盤がある。体の左右に糸状鰓がある。
        ・生息場所‥‥急流の石の上。
        ・食性‥‥‥‥硅藻など。  
2.生 活 史:・成虫は蚊のような形の虫で肢は長く、翅は広い。渓流のほとりによく見られる。
          ・卵は渓流の湿石の上に産付される。
          ・幼虫・蛹は通常、激流の岩底に固着している。
          幼虫は偏平で7節よりなる。第1節と最後の節はそれぞれ、頭・胸部と第1腹節、
          第7・8・9腹節が癒合したものである。
         ・蛹は卵円形、背面は強くキチン化し、黒色または褐色であり、腹面は偏平で皮膚は薄く、
          透明である。
        ・幼虫は横這いに移動するが、蛹は固着したままで移動しない。
        ・アミカは生活史に関連し3つの型に分けることができる。
            1冬型・・・夏を卵ですごし秋に孵化し、冬を越し、春に蛹になり、羽化する。
            2夏型・・・冬を卵で越し、夏に幼虫ならびに蛹が見られる。
            3周年型・・蛹ならびに幼虫が周年見られる。
 
アミカの幼虫
 

(林 弘章)

目次へ戻る