すとまじキャブセッティング


cut_04.gif (2138 バイト)おさらい(キャブレターの構造)

キャブレターは、燃料と空気を混合し、シリンダー内へガスを送る役割をしています。
この混合ガスの「混合比」を燃焼するのに最適な状態にすることが大切です。

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写真はミクニの18径キャブ(ストマジ用ではありません)
キャブレターには、混合ガスを適正に供給するための、補正パーツ(セッティングパーツ)があります。
セッティングには、自然環境・走行特性にあわせて、このセッティングパーツを調整します。

cut_04.gif (2138 バイト)セッティングパーツの役割

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パイロット(エアー)スクリュー アイドルスクリュー ジェットニードル
スロットル全閉時(アイドル時)の混合ガスの濃さに作用します。
パイロット(スロー)ジェットと一体となって作用します。
純正のキャブ(ケイヒン)には付いていますが、ビックボアキャブには付いていない場合もあります。
その場合は、パイロット(スロー)ジェットで調整します。
アイドル時の混合ガスの量を調整します。 スロットルの低・中開度の混合ガスの濃さに作用します。
ジェットニードル(針)上部のクリップの段数を調整することにより燃料流量を調節します。
低・中開度で混合比が適正でないと、回転数にバラツキが出ます。
(混合ガスが薄いとトルクが無い)

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メインジェット パイロット(スロー)ジェット ニードルジェット
スロットルの中・全開度の混合ガスの濃さに作用します。
番数を上げることにより口径が大きくなり混合ガスが濃くなります。
調整は、プラグの焼け具合を参考にします(後記述)
各キャブ用のメインジェットセットが市販されています。
スロットル全閉時(アイドル時)の混合ガスの濃さに作用します。
エンジンが始動しにくかったり、低開度にかぶったりもたつく場合に調整します。
各キャブ用のパイロット(スロー)ジェットセットが市販されています。
スロットルの低・中開度の混合ガスの濃さに作用します。
ニードルジェット内にジェットニードルの針を出し入れし、燃料流量を調節します。
ニードルジェット側では、通常セッティングできません。

cut_04.gif (2138 バイト)セッティング方法

セッティング方法 (参考:キタコ「K−BOOK」)

  1. 低開度の調整
    エンジンを暖気後、パイロット(エアー)スクリューを全開から少しずつ回して、エンジン回転数が一番高くなる場所に調整し、アクセルを回しスムーズに吹き上がる位置に微調整します。
    その時点でのパイロット(エアー)スクリューの開度が、全閉から1/2以下であれば、パイロット(スロー)ジェットの番手を一つ上げて、混合ガスを濃くします。逆に2回転以上になった場合には、番手を下げて再度調整します。
  2. 中開度の調整
    アクセルを中開度まで上げて、モタつきやバラつきなくスムーズに回転数が上がるか確認します。
    スムーズでない場合には、ジェットニードル/ニードルジェット、カットアウェイ(スロットルバルブ)関係を調整します。
  3. トータルの調整
    実走行に移りセッティングを行います。
    セッティングはプラグの焼け具合を参考に行います。
    プラグが黒くしめっている場合には、混合ガスが濃いのでメインジェットの番手を下げます。逆にプラグが白い場合には、混合ガスが薄いので直ちにメインジェットの番手を上げます。
    なお、セッティングは、混合ガスが薄いと焼け付く危険があるので、必ず濃い番手から薄い番手へ移行するように注意してください。

 

混合ガスが濃いとき

混合ガスが薄いとき

  1. 加速がわるい
  2. ミスファイヤーを起こす
  3. 全開にしてもいつもより回らない
  4. 加速中または一定の開度で引っかかる
  5. 吹き上がりが遅い
  1. 始動が悪い
  2. オーバーヒート気味になる
  3. 最高回転数がいつもより上がる
  4. 加速中に異音が発生する
  5. 加速中または一定の開度でのみ息つきする
  6. トルクがない
  7. 排気煙が薄い

 

ピストンヘッドの焼け状態によるセッティング(参考:デイトナ ビッグキャブ取扱説明書)

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@ 全体が黒く、濡れている状態

A センター部分が乾いている状態

B センターから排気側に向かって乾いている状態

C 全体が乾いていて、薄く茶色くなっている状態
  (この状態になるようセッティングする)

D 吸気側からデトネーションがある状態
  (表面がざらざらして、溶けている状態)

E 吸気側から発生したデトネーションが排気側に向かって広がっている状態


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