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クラゲ・ガヤ・サンゴ・イソギンチャク
ガヤやサンゴは動きが少なく植物や岩のような印象がありますが、立派な動物であり毒を持つものも多いのでやはり注意が必要です。
クラゲは多くの種類がありますがそのほとんどは毒を持っています。その中にはミズクラゲのように人間には危害を加えることの出来ない物もいますが、カツオノエボシ、ハブクラゲを始めとして多くの種類が人間に被害を与えます。
カツオノエボシは通称電気クラゲと呼ばれ青いギョウザのような浮力体で海面に浮かび漂っています。実はこのクラゲは一匹ではなく、群体というもので多くの小さなクラゲが集まって一つのクラゲを形成しています。その毒は沖縄に生息する毒蛇のハブの数倍の強さと言われるほど強力で、毒を注入する棘の勢いは外科手術用の手袋を貫通する威力があり、非常に危険なクラゲの一つです。
酷い場合は呼吸停止などの症状を示すことがあり、危険なクラゲであす。未確認ではあるがシュノーケリング中にシュノーケルから吸い込んでしまい気管切開手術を受けた例もあるといいます。このクラゲが流されてきたら海には入らない方が賢明です。このクラゲの毒は強力であるがハブなどの蛇に比べて毒の総量が圧倒的に少ないので死亡する例は少ない。ただし、治療せずに放置すると傷跡が残ることが多いので刺されたら皮膚科の医者の診察を受けた方が良いでしょう。
アンドンクラゲ・ハブクラゲの仲間は立方体の透明な体に長い触手を持つ。自由に遊泳することができ、そのスピードは最高で陸上で人が早足で歩くくらいであす。しかし透明な上に触手が長いので視認することが難しいです。
アンドンクラゲは恐らく海水浴客に最も多くの被害を与えているクラゲと思われます。毒の強さはさほどではなく、2、3日で腫れは引くがややカユミが残るときがあります。
ハブクラゲは沖縄に生息するアンドンクラゲの仲間ですが、大きさ、触手の数、毒の強さは圧倒的にハブクラゲが勝ります。毒は強力で刺された場合は医療機関の診察を受けた方が良いと思います。また、1961年に沖縄本島の14歳の男子中学生が1997年に6歳の女子小学生が、1998年に石垣島の3歳の女児が死亡する痛ましい事故が起きており、子供は特に注意が必要です。
オーストラリアに住む近縁のフリッカークラゲは今まで50人以上の死者を出しており、毒蛇のように血清が開発されています。オーストラリアでクラゲに刺され、その症状が激しい場合には迷わず医者にかかる事をお勧めします。
その他にもアカクラゲ、カギノテクラゲ、ニラボウズ等多くのクラゲが人に被害を及ぼします。その多くは痛みと腫れが出るだけで命に影響を及ぼすようなことは少ないですが、アナフィラキシーショックを招くことがあり侮ることは禁物です。また、遊泳中に刺されると毒自体は大した事が無くてもパニックに陥り溺死することもあります。アカクラゲは死亡例もあるので注意が必要です。
サンゴの中にもカツオノエボシと同じ仲間がおり、触るともちろん酷い痛みを感じます。サンゴは硬い骨格を持っているので水に入りふやけた皮膚で触れると切れ、内側から毒の被害に遭うこともあり、著者は小笠原で刺されてから完治するまで1ヶ月かかったという体験もしています。その間患部はジクジクと膿み、痛痒く非常な苦痛を伴いました。
ガヤは触るとその部分が痒くなります。クラゲよりも接触範囲が広い分患部も大きくなる事が多いです。
イソギンチャクはその触手に毒を持ち魚などを捕らえて生活しています。特にスナイソギンチャクは世界最強の毒の一つといわれる毒をその触手に秘めています。スナイソギンチャクによる死亡例などは知りませんが危険なことには変わらないため、注意が必要です。
イソギンチャクは溶血毒と神経毒の両方もしくは片方を持つといわれています。
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