■ 欧文 TrueTypefontsを利用するには 前もって必要なもの/こと。 (a) dvipsk 5.66a or dvips 5.76 : 私のWeb pageにあります] dvips* 関係のライブラリファイル:DAIKOKUさんのところなどから (b) ghostscript 5.10等 : 私のWebにあります。 (c)dvipsの参照する環境変数 TEXCONFIGが設定されてあり、当該ディレクトリに 8r.encというファイルが存在する。 これからの説明はdvips と ghostscriptの準備が整っているものと仮定しています。 準備 1. fontutil.lzhを解凍。 lha v fontutil として中身を確認してから。 lha x fontutil とディレクトリ付きで解凍 これからの作業は times.ttfを例にとります。フォントがあるディレクトリに移動 して下さい。あるいは、カレントディレクトリにコピー。 2. AFM fileの作成 ttf2afm times > times.afm 3. gs5.10ディレクトリの Fontmapの編集 生成された、tims.afmをエディタで開くと三行目に、 FontName /TimesNewRomanPSMT などとあるはずですから、 Fontmapに次の行を追加 /TimesNewRomanPSMT (times.ttf); 行末の";"を忘れないように。 4. TEXCONFIGで指定されたディレクトリの psfonts.mapの編集 times TimesNewRomanPSMT という行を追加 6.TEXCONFIGのディレクトリの config.psの編集 H .;j:/texmf/dvips//;j:/texmf/tex2pdf; に加えて、j:/texmf/fonts/type1, 5.VF, TFM, AFMのインストール fontinst.cmdの内容を見て、インストールするディレクトリがそれで いいか確認し、必要なら変更。そして、 fontinst times j:\texmf OS/2の内部コマンドcopyを使用しているので、j:/texmfとはしないこと。 6.TEXCONFIGのディレクトリの config.psの編集 H .;j:/texmf/dvips//;j:/texmf/tex2pdf; などとなっていると思いますが、fontinstによるコピー先のディレクトリ のうち、afm, type1に相当するものを追加。 注: 例えば、j:/texmf/fonts/type1 に times.ttf がコピー されています。 dvips 5.76の場合は、TFMファイルとvf fontsのディレクトリも確認のこと。 7. j:/texmf/web2cなどにある texmf.cnfの編集: dvipsk 5.66aの場合のみ % PostScript Type 1 outline fonts T1FONTS = .;i:/gs5.10/fonts; このようになっているので、times.ttfが追加されたディレクトリが 含まれているようにして下さい。 % PostScript AFM metric files. AFMFONTS = .;i:/gnuen/lib/afm; これも同様に必要なら追加。 VFFONTS.dvips = .;$TEXMF/fonts/vf//; VFFONTS = .;$TEXMF/fonts/vf//; TFMFONTS = .;$TEXMF/fonts/tfm//;$TEXMF/fonts/ec//tfm; 同じく、必要なら追加。 8. ghostscriptの環境変数GS_LIB times.ttfおよびtimes.afmがコピーされたディレクトリを追加のこと。 以上で、どうにか最低限の設定が終了。 □ TrueTypeフォントをghostscriptで閲覧する フォントの内容をみたいならば、 コマンドラインで、 gsos2 とタイプしてリターンをおすと、 gs>というプロンプトが出ます。以下のようにすると、環境変数GS_LIB がちゃんと、times.ttf, times.afmのディレクトリを含み、更に、 Fontmapが適切に編集されていたらみえます。 gs>(prfont.ps) runlibfile gs>/TimesNewRomanPSMT DoFont このようにするとフォントを見ることができます。Fontmapにあるフォントを このようにして確認するのも楽しいものです。 /Bookman-Light とか見栄えのいいのがたくさんありますよ。 □ plain TeX で times.ttfを使用するには。 いろいろと方法がありますが、ここでは Texinfoのコンパイルに使う、 texinfo.texの修正による方法を紹介します。多分、同ファイルは、 texmf/tex/plainにあるのではないでしょうか。 1. copy texinfo.tex texinfo-x.tex 2. texinfo-x.texの編集。 このような一連の行を見つけてください。 ------------------------------------------------------------------ % Set the font macro #1 to the font named #2, adding on the % specified font prefix (normally `cm'). % #3 is the font's design size, #4 is a scale factor %@@@ \def\setfont#1#2#3#4{\font#1=\fontprefix#2#3 scaled #4} \def\setfont#1#2#3#4{\font#1=\fontprefix#2 scaled #4} % Use cm as the default font prefix. % To specify the font prefix, you must define \fontprefix % before you read in texinfo.tex. \ifx\fontprefix\undefined %@@@ \def\fontprefix{cm} \def\fontprefix{} \fi % Support font families that don't use the same naming scheme as CM. \def\rmshape{times} %%% For "times.ttf" using "times.tfm" \def\rmbshape{ptmb} \def\bfshape{ptmb} \def\bxshape{ptmb} \def\ttshape{phvr} \def\ttbshape{phvb} \def\ttslshape{phvro} \def\itshape{ptmri} \def\itbshape{ptmbi} \def\slshape{pagk} \def\slbshape{pagko} \def\sfshape{pbkl} \def\sfbshape{pbkd} \def\scshape{cmcsc10} \def\scbshape{cmcsc10} \ifx\bigger\relax \let\mainmagstep=\magstep1 ------------------------------------------------------------------ %@@@は重要なところです。ともかく、試しにこのようにしてみて下さい。 少し解説しますと "rmshape"という Roman体、つまり文書の基本となる フォントを True Type fontsのtimesとしています。他に、pagkなど、見慣れない のがありますが、これが何かは TEXCONFIGで指定されたところにある、 psfonts.map, psnfss.mapなどのマップファイルを対象に、 grep -i pagk *.mapとするとわかります。 おそらく、psfonts.map には、 rpagk AvantGarde-Book という行があると思います。ということは、rpagk.tfm と pagk.vfがないといけな いことになります。もしも pagk.vfは texmf/fonts/vf/以下に存在しても、rpagk.tfm がない場合は、同じくpsfonts.mapにあるごとく pagk8r AvantGarde-Book pagk8r.tfmだけが存在しているかも知れません。その時は、 \def\slshape{pagk8r} としたらよいでしょう。自分の好みでいろいろと設定して下さい。 pagk、つまり AvantGarde-Bookとはどんな書体なのかを確認するためには、 前述のごとくghostscriptをコマンドラインで直接起動して下さい。 ともかくこれで、times.ttfを使用する準備はできました。 3. Texinfoのソースを少し編集 dvips.texi[tex,texinfo]などのファイル名が Texinfoのソースですので、 最初の一行にある、\input texinfoを \input texinfo-x とします。 ついで、 tex dvips.texi texindex dvips.??、 tex dvips.texi これで dvips.dviができました。 dvips dvips これで dvips.psが生成。 GSVIEW(ghostscript)でdvips.psを確認。 □ LaTeX で使用するには いろいろと方法があります。texmf/tex/latex2e/base/にある、 ot1cmr.fdなどを参考に新たに、fdファイルを作るなどの方法をとって下さい。 詳しい解説書たくさん出ていますし、base/fntguide.tex などに詳しい説明が あるのでここではこれ以上は述べません。 98/02/16 沢田石 順 jsawa@ibm.net http://www2s.biglobe.ne.jp/~vtgf3mpr/