巻町 原発建設の是非を問う住民投票
2004.8.9
新潟県巻町、
新潟市との合併について賛否を問う住民投票、実施。
賛成 8808票 反対 5451票 投票率 58.73%
2003.12.19
東北電力、
計画を事実上断念
2003.12.18
最高裁、
上告不受理を決定。反対派勝訴の判決確定。
町有地売却で原発推進派町議らが所有権移転登記の抹消求めた提訴。
2003.8.13
新潟県巻町議会、
合併の賛否を問う住民投票条例案について、再審議で否決。
賛成13票 反対7票
2003.8.4
新潟県巻町笹口孝明町長、
来年1月の町長選に出馬しないと表明。
笹口町長、
「家業(の酒造業)に専念したい」と理由を説明。
「東北電力や国は原発建設計画を取りやめず、まだ危うい状況にある。
(次期町長は)住民投票結果を守る方になってもらいたい」と述べた。
巻町では原発賛成派と反対派の対立が続いており、反対派は別の候補擁立を迫られる。
原発推進派町議らは、建設予定地内の町有地を反対派住民らに売却した笹口町長らを相手に、
所有権移転登記抹消などを求めて提訴。1、2審とも請求を棄却され、最高裁に上告している。
2003.8.1
新潟県巻町議会、
合併の是非を問う住民投票条例案を賛成多数で可決。
2003.7.7
新潟県巻町議会、
合併の賛否を問う住民投票条例案について、再審議で否決。
賛成13票 反対7票
4度目の廃案。
笹口孝明町長、
再議の理由を「原発問題を抜きにした合併のみの住民投票は町民に動揺を与え、
無用の混乱をもたらす恐れがある」と説明。
条例賛成派議員、
「民意を聞こうとしない姿勢は許されない」として町長の不信任決議案を提案したが、否決。
笹口町長、
「町に原発をつくる可能性をなくしていくことが私に課せられた使命。
町議の半数以上が計画を支持しており、原発問題は終わっていない」
笹口町長の給料を5カ月間3割減額する条例案は賛成多数で可決。
2003.6.27
新潟県巻町議会、
合併の是非を問う住民投票条例案を12対7の賛成多数で可決。
巻町議会が合併を問う住民投票条例案を可決するのは4度目。
「合併は時期尚早」を主張する笹口孝明町長が3度、再議権を行使し、廃案。
今回も過去同様となる見通し。
条例案は18歳以上の住民を対象に合併自体の是非を問う内容。
2003.4.27
新潟県巻町の町議選(定数20)、
「原発のない町づくり」「合併は時期尚早」を掲げる笹口孝明町長に反対する原発・合併推進派が12人と、過半数を維持。
笹口町長は今後、反町長派を相手に苦しい町政運営を迫られるが、
反町長派も再審議での可決に必要な14議席に届かず、合併をめぐる駆け引きが続く見通し。
2003.2.13
新潟県巻町臨時議会、
合併の賛否を問う住民投票条例案について、再審議で否決。
賛成14票 反対8票 成立に必要な票数は15票。
合併に慎重な笹口孝明町長が、拒否権に当たる再議権を行使した。
町長の再議権行使に伴う再審議では、地方自治法に基づき、出席議員の3分の2以上の賛成が成立要件。
笹口町長、
「条例案には具体的な合併相手の想定がない。
住民に十分な情報提供がなされ論議を尽くすべきで(住民投票は)時期尚早だ」
2003.2.4
新潟県巻町議会、
合併の賛否を問う住民投票条例案、賛成多数で可決。
2002.8.21
巻町臨時議会、
「合併についての賛否を問う住民投票条例案」を再審議で否決。
賛成 12 反対 9で賛成が多数。
しかし、地方自治体法の規定で、自治体の長による再議権行使に伴う再審議では
賛成が出席議員の3分の2に満たないと可決とは認められないため、否決、同条例案は廃案。
笹口町長の辞職勧告決議案、可決。
2002.7.26
巻町議会、
「合併についての賛否を問う住民投票条例案」を賛成多数で可決。
今回の条例は、合併相手を特定していない。
笹口町長、再議権を行使。
「合併相手の特定がないので、合併のメリット、デメリットを検討できず、町の将来像を描くことが出来ない。
漫然とした内容は町民に不安ととまどいをもたらすだけで不適当。」
2002.5.20
巻町議会、
「巻町と岩室・潟東両村の枠組みによる合併についての賛否を問う住民投票条例案」を再審議で否決。
議長も採決に加わり、賛成 14 反対 8で賛成が多数。
しかし、地方自治体法の規定で、自治体の長による再議権行使に伴う再審議では
賛成が出席議員の3分の2に満たないと可決とは認められないため、否決、同条例案は廃案。
笹口町長、
「両村は別の枠組みでの合併を模索中で住民投票の実効性はないと考える。
それに、両村から、巻町の根幹である『原発のない街づくり』への理解は得られない。」と説明。
2002.5.16
巻町議会、
反町長派の議員、大半の欠席により流会。
笹口町長、拒否権に当たる再議権行使により、議会を招集。
2002.5.9
巻町議会、
「巻町と岩室・潟東両村の枠組みによる合併についての賛否を問う住民投票条例案」を賛成多数で可決。
賛成 12 反対 9
条例案を提案した反町長派の議員、
「町長は住民アンケートをやると言いながら延期した。合併を願う多くの住民の意思を尊重すべき。」
町長派の議員、
「協議打ち切りで合併の相手がいないのに住民投票をしても意味がない」
巻町の笹口孝明村長は、原発の是非を問う住民投票の実施をめぐり、両村との合併協議をすでに打ち切っている。
笹口町長、
「(拒否権に当たる)再議権の行使を視野に入れる」
反町長派の議員、
「合併を独断で壊した町長が、再議にかけ廃案になった場合は、責任追及する。」
2002.4
笹口町長、
東北電力が巻町で計画する原発建設に反対多数となった1996年の住民投票結果を尊重する立場から、
隣接する岩室村、潟東村との合併協議を打切。
2002.3.1
新潟県平山征夫知事、
県議会にて、巻町が合併協議を進めて2村に原発をめぐる住民投票実施を求めたことについて
「正直言ってちょっとおかしいにではないかと思っている。」と答弁。
「2村は『1996年の巻町の住民投票の結果を尊重すると言っており、それで十分。住民投票まで求めるのはいかがか。」
巻町の笹口孝明村長が岩室村、潟東村との合併の前堤として両村に住民投票実施をもとめたが、
両村は難色を示し合併が暗礁に乗り上げている。
2002.3
東京高裁、
一審新潟地裁判決を支持し、推進派の控訴を棄却。
2001.3
新潟地裁、
町有地売却で推進派の請求を棄却、反対派が勝訴。
2000.5
原発推進派町議ら、
町有地売却で所有権移転登記の抹消求め提訴。
2000.1.16
巻町町町長選挙、
原発反対派 笹口孝明氏、267票差で再選。
投票率 85.25%
笹口孝明 10102
田辺 新 9835
笹口氏、
「東北電力が撤退するまで原発問題は終わらない」
1999.9.27
町議会、
原発建設予定地内にある町有地を反対住民に売却したことに対抗し、
介護保険費などが盛り込まれた補正予算案を否決。
1999.8.30
笹口町長、
原発建設予定の町有地740平方メートルを
「巻原発・住民投票を実行する会」のメンバー23人と1500万円で売買契約。
1999.4.
町議選、
原発推進派が過半数。
1997.9.7
坂下志議員の解職投票、実施。
1997.6.10
「巻原発・住民投票を実行する会」、
坂下志議員のリコール署名簿9167人分を巻町選管に提出。
1997.5.9
「巻原発・住民投票を実行する会」、
住民投票条例制定の公約を破った坂下志議員のリコール署名運動を展開。
1996.8.4
原発建設の是非を問う住民投票、実施。
有権者総数 23,222人
投票総数 20,503票(投票率88.29%)
反対 12,478票(全投票の60.85%)有権者総数の53.73%
賛成 7,904票(全投票の38.55%)有権者総数の34.04%
無効ほか 121票(全投票の 0.59%)
1996.1
町長選挙、
住民投票推進の笹口氏、当選。
1995.11
町長リコール署名、
必要な法定数7612人を上回る1万231人。
1995.10
町議会、
住民投票条例案を「住民投票は、町長が議会の同意を得て実施するものとする」と変更。
佐藤町長が住民投票に否定的なため、投票実施は不可能。
1995.2
東北電力、
巻町に町有地譲渡を申し入れ。
1983.9
東北電力、
用地買収不調で通産省(当時)に安全審査の中断申し入れ。
1982.1
東北電力、
原子炉設置許可を申請。
1971.5
東北電力、
巻原発建設計画を発表。