昔のブログで書いたRAINBOW特集のまとめサイトで、RAINBOWの歴史と音源を考察するというコンテンツです。
1.Talot
Woman 2.Run With The Wolf 3.Starstruck 4.Do You Close Your Eyes 5.Stargazer
6.A Light In Black
リッチー・ブラックモア、ロニー・ジェイムズ・ディオ、コージー・パウエル(故人)の「三頭政治」の下、ヘヴィで荘厳なサウンドがこの世に登場した。
「In Rock」方式で作られており、「A Light In Black」などは、効果てきめんではなかろうか。
この荘厳さ、緊張感は、再現しろと言われても、難しい話であろう。コピーはできても表現しきれない、臨界スレスレの状態がこの作品の中には封じ込められている。
アナログA面は「Run With The Wolf」「Starstruck」など、後から味の出る渋いハードロックが多く、緊迫した状況下にありながら、なぜか安堵感すら覚えてしまう。もちろんコージーのドラミングのけたたましさや、ロニーの情感あふれる歌には、恐ろしささえ感じる。
「Do You Close Your Eyes」は、リッチーには珍しいコードカッティングである面にも注目したい。
リッチーの王道といえば先述した、4度和音か「Stargazer」に見られる単音でのリフだが、コードカッティングは、数が少ない分、「おっ」と思わせてしまう。
さて、この作品の白眉は、やはり組曲風の「Stargazer」、「A Light In Black」である。師匠は「Stargazer」を嫌っている節があるが、ライブでは演奏されている。
ただし、ライブのバージョンを聞くと「これは、スタジオ作業が生んだケミストリーかな」と感じてしまう。
コージーのドラミングはライブでも変わることはないが、全体の音圧が、やはりスタジオよりも落ちる気がする。
1976年の12月の武道館の、とある音源(笑)を聞くとかなりラフだったりする。それもまたロックでいいのだが、あの雰囲気を求める人には少々辛いかもしれない。
スタジオ盤に話を戻し、コージーのドラミングはイントロの連打の部分があまりにも有名だが、僕は2番のクライマックス、「Oh, Now where do we
go」の、コージーがコツンとカウベルを叩いている、あの一音も何げに好きで、ニヤリとしてしまう。
「A Light in Black」は戦いだ。まさに戦闘まっただ中な空気が支配した曲である。この曲はただ口を開けて、火花散らすバトルに呆れていればよい。
言葉が出てこない、言葉の要らない世界だ。
そして、終わったころにはただあっけにとられているであろう。
Webmaster Metropolis(通称メトちゃん)
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