【喉頭蓋腫脹と腫瘤、特に急性喉頭蓋炎】
喉頭蓋とは喉の入り口にあり、食物が通る時ちょうど蓋をして、食物が喉頭、気管の
方に入らないようにするふたのような部分です。急性喉頭炎から起こります。
1)『急性喉頭蓋炎』とは乳幼児に多く、この部に炎症を起こして一時的に腫脹しや
すい疾患で、ここがあまりにも腫れると呼吸経路が狭くなったり呼吸困難になります。
大人でも結構多いものでけして侮れないものです。急性喉頭炎の一種類として起こります。
これなど喉頭蓋がまったく正常な人が、風邪のひどい時に炎症が派生して、急性喉頭
蓋炎になります。
高い40度近い熱、食べれない(食物の通り道の阻害)ひどい時は呼が苦しくなります。
クループという状態になります。
入院して抗生物質などの治療と全身状態の改善などもする必要があります。
これは強力な治療で腫れが治まります。入院と点滴と呼吸路確保と状態を見
ることからでしょう。抗生物質を点滴され、栄養点滴と、後吸入をされることひどい
場合は呼吸路確保のため気管切開まで行く場合すらあるので、発熱後急に喉がつかえ
て食べ物の通路がおかしい。呼吸がおかしい、喉が痛いなどの時は急いで耳鼻科にい
きましょう。
2)後よくみかける疾患では『喉頭蓋腫瘤』という一時炎症でなくて塊としてあるも
のです。もともとあるもので代表的なものが『喉頭蓋襄胞』です。
これは内側に(つまり声帯側に)襄胞という良性の袋が出来て中に粘液を入れてるの
でしょう。(もともとの生まれつきのものからという説も炎症性とも言われています)
これは嚥下(呑み込む)時の違和感を訴え、視診で円形の腫瘤を覚えますがただ実は
これは本当に放置していてもいいのです。
一番の症状は違和感ですがそれからながら、
良性ですので主治医のご判断で、一生放置しても大きくなったりあるいは悪性にはなっ
たりしないと話されることがあります。
しかし治療は手術で手術なら普通なら全身麻酔の元に口から喉頭直達鏡を挿入して
腫瘍を見て(ラリンゴマイクロサージェリーの項)取るので、喉を外から
開けるということはありません。
このことは、また主治医の先生に直接お聞きした方がいいと思います。
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