感染症

【インフルエンザウイルス  新薬 リレンザとタミフル そしてイナビル ラピアクタ】

刻々と情報も変わります。厚生省ページのhttp://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/07qa.htmlも参考にされてください。
このHPでは季節性インフルエンザウイルスについてですインフルエンザ(ウイルス感染)で今年注目される薬からです。
  リレンザとタミフルという薬が2001年2月2日から保健適応になりました。
昨年や今までは自費だったので高かったのです。A型B型両方に初期に効果が
あるとされています また新型インフルエンザにも効果があるとされています。
2010年からは吸入用イナビル、という新薬が出て随時資料を集めたいと思います。
また、このタミフル、リレンザはインフルエンザウイルスのA,Bの初期に使えますが

ほかのウイルスや、C型インフルエンザウイルスには効果がないことと、

細菌性風邪症候群には効果がないこと、

インフルエンザウイルスAまたはB型の風邪症状発症2日以内に投与開始すること、

成人の患者さんを対象にすること、

検査キット(Aのみ、あるいはAB判定用検査キット)で陽性。


流行状況であきらかにインフルエンザAまたはBと判定できる、あるいは周囲流行や症状で
AかBかと判断か推定できる場合にのみ使うこと、

つまり細菌感染症、C型インフルエンザウイルス、あるいはその他ウイルス風邪症候群には
効果がないことも書いておきます。

つまりインフルエンザウイルス 最近の検査と治療と特徴の
ウイルス検査迅速キットで陽性の方か
あるいはあきらかに流行の様子と症状からインフルエンザウイルス風邪で
ないかという方に使っています。

つまり、その他細菌性の風邪とか、細菌性の風邪との混合感染で細菌には効果がない、
また冬に多いその他ウイルス風邪に効かず、インフルエンザウイルスAかBと判定されてから使うと
効果がある、いわばインフルエンザウイルスA,Bのみ初期に効果があるとされてるので、
自己判定では使えず、今から薬局でも発売は難しいことは確かです。

私も今期インフルエンザ(ウイルス感染)のインフルエンザ検査で+のみに使いました。

1、タミフル(リン酸オセルタミビル製剤 飲み薬)

 A型およびB型インフルエンザウイルスに有効な世界初の経口抗インフルエンザ
ウイルス剤です。
  インフルエンザウイルスのノイラミニダーゼを阻害すことによりウイルスの
増殖を抑制します。
  ただ飲んだら全部症状を軽減するわけでなく、発熱時間と罹病期間を短縮
することです。
   成人で1日2回5日間投与、ただ3日くらいでいいのではないかということ
です。

2、リレンザ(ザナミビル。 吸入用抗インフルエンザウイルス) 
ドライパウダーインヘラー

A型およびB型インフルエンザウイルスに有効なドライパウダーを吸入する抗
ウイルス剤です。
ドライパウダーを吸入するものです。これは初期に特に効き、家族に発病者がでて

36時間以内に1日10mgを2回5日吸入する治療方法用と
1日1回10日吸入する予防方法用のやり方があります。
リレンザとタミフルという薬が2001年2月2日から保健適応になりました。
昨年や今までは自費だったので高かったのです。A型B型両方に初期に効果が
あるとされています.
2002年には子供用ドライシロップも出ています。
2002年からタミフルが幼児(1歳児以上)にもドライシロップとして
使えるようになりました(1歳未満は安全性がまだ確立していません)


タミフルは2008年冬は副作用の懸念から10代の患者さんにはさしひかえることになっています。
がこれについては
詳しくは

http://www.chugai-pharm.co.jp/html/info/070321.html
厚生省の注意である10代へのタミフル投与について、10代にはさしつかえることも
参考にされてください。http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/01/h0116-10.html
10歳以上の未成年の患者においては、因果関係は不明であるものの、本剤の服用後に異常行動を発現し、転落等の事故に至った例が報告されている。このため、この年代の患者には、合併症、既往歴等からハイリスク患者と判断される場合を除いては、原則として本剤の使用を差し控えること。
また、小児・未成年者については、万が一の事故を防止するための予防的な対応として、本剤による治療が開始された後は、(1)異常行動の発現のおそれがあること、(2)自宅において療養を行う場合、少なくとも2日間、保護者等は小児・未成年者が一人にならないよう配慮することについて患者・家族に対し説明を行うこと。
なお、インフルエンザ脳症等によっても、同様の症状が現れるとの報告があるので、上記と同様の説明を行うこと。

1、まず本剤はインフルエンザウイルス風邪の初期、発現から2日以内に有効

2、本剤はA型またはB型インフルエンザウイルス感染以外のウイルスや細菌感染には
効果がないこと。(そのためにキットを使う必要があるのです)

3、タミフルは1錠オセルタミビルとして75ミリです。大人、または37.5キロ以上
体重のある小児には1回75ミリ(1錠)を1日2回、通常5日間処方します。

4、幼児には通常オセルタミビルとして1回2mg/kgをドライシロップとして1日2回
5日間処方します。ただ3,4の場合何日間にするかは個人差があります。

5、妊婦は治療の有効性が危険性を上回る場合投与、授乳婦の場合は授乳を避けさせます。
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3、イナビル 2010年からの長時間作用型ノイラミニダーゼ阻害薬(ラニナミビルオクタン酸エステル)
 イナビル吸入粉末剤20mg これにはラニナミビルオクタン酸エステル20mgが入っています。


 A型 またはB型インフルエンザウイルス感染症治療薬
 吸入型

 成人 ラニナミビルオクタン酸エステルとして40mgを単回吸入投与する(イナビルの粉末剤2本を1回投与、つまり吸入する)
 小児 10歳以上 ラニナミビルオクタン酸エステルとして40mgを単回吸入投与する(イナビルの粉末剤2本を1回投与、つまり吸入する)
     10歳未満 ラニナミビルオクタン酸エステルとして20mgを単回吸入投与する(イナビルの粉末剤1本を1回投与、つまり吸入する)

  症状発症から48時間未満投与が望ましい、とされている。

  妊婦には治療上の有用性が危険性を上回ると診断されたときのみ投与。
  授乳婦には授乳を避けさせる。

 口腔内に吸入するように使用。


4、ラピアクタ 2010年から点滴用A型 またはB型インフルエンザウイルス感染症治療薬(ペラミビル水和物)

 1バック 300mg 

  成人用 点滴用バック 300mg 点滴用バイアル 150mg
   15分以上かけて単回(1回)点滴静注

    合併症などにより重症化するおそれのある患者には600mgを15分以上かけて単回点滴静注するが
    症状に応じて連日反復投与できる。

  小児 通常 ペラミビルとして10mg/kgを15分以上かけて単回投与する。症状に応じて連日反復投与できるが投与量の上限を600mgとする。
   
  可能な限り症状発症から早期に投与。

  症状発症から48時間未満投与が望ましい、とされている。  

 妊婦には治療上の有用性が危険性を上回ると診断されたときのみ投与。
  授乳婦には授乳を避けさせる。

 


 成人
 

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