アレルギー性疾患から杉花粉症などにみられる結膜炎の新しい治療方針
アレルギー性鼻炎 花粉症と点眼薬から続きです。
杉花粉症だけでなく花粉症、 アレルギー性結膜炎などの治療には抗アレルギー
点眼剤やステロイド点眼剤、 内服剤が使われています。
抗アレルギー点眼剤は副作用も少なく安全で効果が高いので、耳鼻科でも
処方しておりますが、いざもっと悪化した場合は眼科で[ステロイド入りの
点眼剤]を処方していただくようにお願いしています。
というのもステロイド入り点眼剤は眼圧上昇、また内服は長期にわたると
副作用などもみられ、 また局所易感染性もあります。
だから耳鼻科ではまず抗アレルギー点眼剤、あまりそれで効果が少ない
場合は眼科に紹介して「ステロイド入り点眼剤」を使うことを進めています。
しかし最近NSAID(非ステロイド消炎鎮痛薬)の点眼剤が出ました。
近々免疫抑制薬の点眼剤(シクロスポリン、 タクロリムス・・FK506)も登場予定です。
眼科の先生と相談の上、今期はNSAID(非ステロイド消炎鎮痛薬)(ブロモフェナク)
は副作用なしに抗アレルギー点眼剤およびステロイド点眼剤と同じように
効果があると確認されています(東京歯科大学市川総合病院眼科藤島浩先生、
メディカル・トリビューン2003年12月18日より)
治療は
軽症 1 ヒスタミンH1拮抗点眼薬
2 メディエーター遊離抑制点眼薬
軽症から中等症
3 抗アレルギー点眼薬の変更、併用または点眼回数の変更
4 NASID点眼剤追加
重症
5 低濃度ステロイド点眼剤追加
6 免疫抑制剤の追加
7 ステロイド内服
8 外科的治療
となっています。