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 平成15年度版 JETTERの日記帳  

「野道を行けば」 本間静江・著 文芸社 ☆Shizueの絵手紙 「野道を行けば」出版のお知らせ

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平成15年度
1/3  低気圧と魚 1/4  歯医者の憂鬱 9
1/7  カンディンスキー 1/8  3枚めの看板
1/12 ゴジラ イン メジャーリーグ 1/14 インフルエンザの影
1/15 玄米ダイエットを見て分かったこと 1/17 宅急便
1/21 ピンチヒッター 1/24 生きる力
1/25 親不知、その後 1/27 習字は見て書く
1/28 ドラッグストアで 1/31 週時くんで平成15年度をシミュレート
2/2  風邪とインフルエンザが大流行 2/3  節分、福豆
2/8  雑誌に掲載される出欠くん、週時くん 2/11 小学生の英語 1
2/14 手軽にホット烏龍茶 3/4  Vippies(ビッピーズ)
3/7  週時くん2を作成中 3/8  本屋で
3/18  出欠くんの出番 3/19  手紙をくれた1年生
3/24  友だちできた1年生 3/27  初心に返って
4/22  血圧測定、上がる血圧 5/4  履歴も残る「作品個票自動作成」
5/24  ホームページ英語化計画

1/3 低気圧と魚

 昨年の大晦日に釣友KUWAさんとヒラメ釣りに行く。
「よりによってこんな日に釣りに行かなくても。」
と家族に言われたが、親不知を抜いたせいで約束していた釣行が大晦日になってしまったのであった。

 朝の冷え込みはそうでもなく、かといって晴れ間ものぞかない曇った1日で、絶好の釣り日和と思われた。
 ところが、釣れない。もともとヒラメ釣りはそう簡単に釣れるものではないが、当たりもなかった。KUWAさんは1.5kgを1枚釣り上げるが、こちらはボーズ。
 港に戻るとハナダイ釣りの人が5匹しか釣れなかったと嘆いていた。KUWAさんは28日に65匹釣っていたハナダイがなんと5匹とは…。

 低気圧が海上を通過し、深夜に少し雪が舞った。もしかしたら、魚はそんな天気を察知して食い渋ったのかもしれない。
(ボーズの言い訳)

1/4 歯医者の憂鬱 9

 通院に2時間かかる道路はどこも混むところ無く、1時間半で歯科大学病院に着く。
『あれ?駐車場は車止めがしてあって入れないや。』
 隣接する大学の正門脇の受付に行くと守衛さんは巡回中だったが、面会などの場合はこちらから回り込むようにと案内板が出ていた。がらんとした駐車場に車を停め、大学の管理棟へ向かう。
 受付でノートに氏名と用件を記入し、大学の建物を通り抜けるとそこは病院の1階だった。エレベーターで6階へ上がる。

「おはようございます。こちらへどうぞ。」
 ナースステーションに現れたK 先生がすぐ隣の部屋へ案内してくれた。
「おはようございます。よろしくお願いします。」
 6階の廊下には病室がずらっと並んでいるが、入り口の部屋は診察室だった。近所の歯医者さんのような感じの小部屋だった。
「先生、ばついとですね。」
と看護婦さんが言う。
「うん、そう。」
とK 先生。
『ばついと?抜糸のことだろうなあ。』
 大きく口を開けながら、そう思った。
「あ、大丈夫ですね。ところで、神経のしびれはありませんでしたか?」
「ありません。」
「それはよかった。糸を取りますから動かないで。」
 チョキ、チョキ。
 洗浄して消毒する。
 ばついと完了。
 糸の違和感は無くなった。
「柔らかい歯ブラシで軽く歯磨きしてください。1ヶ月後にレントゲンを撮って見てみますので、また来てください。」
「はい、ありがとうございました。」

 そういえば歯を抜く時、唇にしびれが残ると神経の働きを改善する薬を出してくれるって言ってたっけ。
 そうならなくてよかったなあ。

1/7 カンディンスキー

 近くの歯科医院に行く。
 中に通されて診察台に座ると、横の壁にカンディンスキーの絵があった。
 
 歯科衛生士の女の人に歯石を取ってもらってから、歯医者さんに親不知の話をした。歯医者さんは抜いた後を見ながら、
「どれくらい時間がかかりました?」
と聞くので、
「1時間でした。」
と返事をする。
「難しい手術でしたね。でも、経過は順調ですよ。えー、次回はブラッシングの指導をしますから、歯ブラシを持ってきてください。」

 絵があると落ち着いた気分になっていい。
 

1/8 3枚めの看板

 N くんが作った壁画は外に出して1ヶ月になるが、風雨風雪に耐え、今も輝きを放っている。
 さて、彼に3枚めの“注文”が舞い込んだ。
 人権標語の看板である。
 すでに、広場の立て看板、大きな壁画と実績を残し、周囲が認めた職人の技をもう一度見ることができるのがうれしい。

1/12 ゴジラ イン メジャーリーグ

 日本人の誰もが認めるホームランバッター、松井が、夢を叶えてヤンキースの一員となった。
 ホームランを量産できるかどうかは分からない。苦闘することもあるだろう。
 だけど、命をかけて頑張ると言った明確な意志がある限り、応援し続けたい。
 
 ゴジラ イン メジャーリーグ。
 日本を勇気づける挑戦になってほしい。

1/14 インフルエンザの影

 3連休が明けると、休みの子が出始めた。午後には熱っぽい顔で早退する子どももいる。
 どうやらそこまで、インフルエンザが忍び寄っているみたいだ。

1/15 玄米ダイエットを見て分かったこと

 NHK「ためしてガッテン」で玄米を取り上げていた。健康にいいというのは知っていたが、ダイエットにもなるという。
 3食主食として1週間食べ続けた女子高生の実験では2通りの結果が出た。
 @玄米は腹持ちがよく、間食をしない。だからダイエットに成功した。
 A玄米はかたくてまずい。残すから間食をする。よってダイエットに失敗した。

 玄米を美味しく食べる方法も紹介していたのだが、それよりもポイントとなるキーワードが間食。
 つまり、間食をしなけりゃいいってことなんだなあ。

1/17 宅急便

 朝、放送体験クラブに参加するクラスの担任が考え込んでいる。
「どうしたの?」
と聞くと、
「実は、テープを明日の朝までに届けて欲しいって言うんですよ。」
「前に持っていったんじゃないの。」
「そうなんですけど、いくつかの場面がぶれていたらしいんです。」
「ふーん。」
「来週の収録に間に合わせるため、もとテープを持ってきてくれって。」
「そうなんだ。」
「はぁーっ。」
 行けば往復で4時間かかる。授業もある。家では幼子が母親の帰りを待つ。

「宅急便は?」
「そうですね。それなら大丈夫かも。」
 問い合わせると、昼までにトラックターミナルに持ち込めば夜には届くことがわかった。
「自習にするのはよくないから、行ってあげようか。」
「そ、そうですか?」
 こちらは現在専科をしていて、空き時間がある。3時間めを振り替えて、3・4時間めを連続して空け、その時間に行ってくることにする。

 2時間めが終わると、もとテープを持って学校を飛び出す。そして集配車のように安全運転をしながら、トラックターミナルを目指す。
 35分で到着。窓口でテープを受け付けてもらう。
「これに入れますね。」
 受け付けの女の人が、本などを入れて運ぶ硬めの紙の袋に移し替えてくれる。早ければ今夜7時、遅くても9時には届くということだった。
 日本の物流システムには改めて感心させられる。

 昼前に学校に戻る。この日、自分が宅急便になった。
 

1/21 ピンチヒッター

 インフルエンザは大人にも拡がってきた。
 担任が休み、すべての空き時間をそちらに当てた。

「はい、100のつくものを言ってごらん。」
「100円。」
「そうだね。」
「100枚。」
「うん、そう。」
「100個。」
「それもだ。」
「100人。」
「そこの君、前を向いて。他には?」
「100歳。」
「おいおい、どこ行くの。」
「トイレー。」

 図工では絵を描いた。
 テーマは、『こんなこともできるといいな』。
 描き出すまで、何分かかったことか…。

 給食もいっしょ。野菜は残る。
 帰りの会もいっしょ。「さようなら」で、子どもたちはパッといなくなった。

 明日もピンチヒッターかな。
 

1/24 生きる力

「生きる力は付いたのか?」
 総合的な学習を振り返る時、質問が出た。
 でもそれは、答えが出ていると思う。

 老人介護施設を訪れて気むずかしそうなお年寄りと向き合った子どもたちがどうしたか。
 放送体験クラブでカメラマンやキャスター、ディレクターを任された子どもたちがどうしたか。
 アイマスクと白杖で駅周辺を歩いてみた子どもたちがどう感じたか。
 
 子どもたちは考え、いっしょうけんめい取り組むことで気持ちを新たにした。
 生きる力は、目に見えない形でも育っている。
  

1/25 親不知、その後

 逆立ちしていたやっかいな親不知を抜いて1ヶ月。予後の検査に行く。

「何か痛みとかありましたか?」
担当医のK 先生に聞かれ、
「ありません。順調でした。」
と答える。
 レントゲンを撮ってから説明を聞いた。
「骨は大丈夫ですね。それからしっかりふさがっているし、歯があったところも歯茎となっていきますから心配ないです。」
「すっかりお世話になりました。」
「ところで、インフルエンザは流行ってますか?」
「はい、職員もかかりました。子どもたちの間でも流行り始めたところです。」
「病院でも同じです。気を付けましょう。」

 K 先生には何度もお礼を言って、診察室を出た。

1/27 習字は見て書く

 習字の時間、何人か教科書を忘れた。
「お手本を書くから、半紙を持っておいで。」

 父が書家だった。光峰という雅号を持ち、近所の子どもや知り合いの大人を教えた。漢詩を書き写していくつもの掛け軸を残した。
 実家に帰ると、母が口癖のように言う。
「天窓にある半紙、誰も使わないから持っていってよ。」
 
 小さい頃、父の書いた手本を見て練習した。
 すでに他界した父に教わることはできないが、今、父と同じように子どもたちに手本を書く。
「はい、書けたよ。習字はよく見て書くようにね。」

1/28 ドラッグストアで

 帰る途中、ドラッグストアに寄った。
 後ろ姿に見覚えのある子がいるので回り込んだ。
「やあ、Tちゃん、こんばんは。」
「あ、先生。」
 脇にいたお母さんが
「どうしたんですか?」
と聞くので、
「風邪薬を買いに来たんですよ。」
と答えた。
「お大事に。」
「どうも。じゃ、Tちゃん、さよなら。」
「さよなら。」
 
 学校では廊下をふっ飛んで走る子が、店内ではゆっくり歩いていた。
 そのうち学校でも歩くようになるかな。
 

1/31 週時くんで平成15年度をシミュレート

 週案(授業の週計画)の時数記録用に作った週時くんだが、平成15年度の学校行事年間計画案が出たのでシミュレートしてみた。
 平成14年度の日課表を使う。前期(1〜24週)と後期(25〜44週)の2枚なので、ワークシートに時間割をまとめて入力、それから行事の年間計画に合わせた。
 わかったことは、行事でできなくなる教科を片寄らせないこと。学期ごとの過不足で調整すれば、各教科とも標準授業時数を下回ることはない。
 
 6学年分で3時間かかった。久しぶりに根をつめて仕事をしたなあ。
 

2/2  風邪とインフルエンザが大流行

 学校では風邪とインフルエンザが大流行していて、学級閉鎖寸前のクラスが続出した。たくさんの子どもが休めばその影響で体調を崩す担任も出てくるわけで、先週は2クラスにピンチヒッターで入った。

 休みの子が多いと授業は進められないので、復習の課題と読書を組み合わせる。教室では咳が絶えないので、学習中でも頻繁に換気をした。

 インフルエンザの予防接種はしていたが、週末はさすがに咳が出た。
 マスクをし、うがいをし、よく食べ、よく眠るようにして、このたいへんな時期を乗り切りたい。
 

2/3  節分、福豆

 学校では豆まき集会をやらなくなったが、この日の給食には豆が出た。
 大豆に混じってアーモンドが入っている。砂糖を絡めた大豆もある。年の数ほどはなかったが、ポリポリ食べる。

 家では福豆が買ってあった。小袋がいくつも入っていて、裏の説明を読むと、小袋ごと豆まきをしてくださいとある。
 2つほどその辺に投げた。これで鬼は退散するのか?しないだろうなあ。
 

2/8  雑誌に掲載される出欠くん、週時くん

 『NEW 教育とコンピュータ』 という教員向けの雑誌がある。その編集部から、出欠くんと週時くんの掲載依頼が来た。
 
 出欠くんは全国に拡がりつつある2期制に対応、週時くんは新教育課程で弾力的に運用する授業の時数計算が可能。
 どちらも苦労を重ねながら作ったものだ。

 3月8日発売の4月号に「CD-ROM連動企画/校務に役立つソフト集」として掲載される予定。
 

2/11 小学生の英語 1

 昔の記憶をたどると、小学生の時に英語を習ったことがある。学校ではなく、知り合いの家で数回教わった。

 ある時、教材は動物のミニチュアだった。馬や象、シマウマ、ゴリラなどがたくさんあり、名前を練習した。
“What is this?” 「これはなんですか?」
“It is a giraffe.” 「それはキリンです。」
 キリンはgiraffe(ジラフ)。以後、教科書には登場しなかったこの単語を、この時にしっかり覚えたのだった。
 
 英語を楽しいものとして教えてくれた知り合いのお姉さんは、さな ともこさん。さなさんは、講談社児童文学新人賞、新美南吉児童文学賞を受賞するなど、現在は作家として活躍中である。(日記帳2002 7/27『ぼくはここにいる』書評参照)

2/14 手軽にホット烏龍茶

 まだ寒いこの時期にはあったかい烏龍茶を飲みたい。
 で、沸かして飲む。
 
 けれども、飲みたい時にいちいち沸かすのは面倒。
 もっと手軽にできることを考えた。

 2リットルの冷水ポットに烏龍茶ティーバッグを2個入れて冷蔵庫にしまう。ホットを飲みたい時にはカップ1杯を電子レンジで2分ほど加熱する。
 
 手軽にホット烏龍茶。意外とうまい。
 

3/4  Vippies(ビッピーズ)

 Vippies(ビッピーズ)というのはNiftyの会員が作る、オススメホームページのことだ。
 JETTER'S LANDがそのVippiesの仲間入りをする。
 うれしいなあ。
 

3/7  週時くん2を作成中

 週時くん2の主な特徴は次の通り。
 
 @日案と時数集計、週の反省等を入力・印刷できる。学校がこれを使えば、そのまま週案になる。
 A15分1モジュールを基本として累計を計算していく。1.1、1.2、1.3→2という計算になる。
  
 週時くん1の簡易版ではあるが、15分刻みは現実的でわかりやすい。
 一応の完成まであと少し。

3/8  本屋で

 『NEW 教育とコンピュータ』を買いに本屋へ行く。
 教育関係の書架に3冊置いてあり、出欠くんと週時くんが無駄のない簡潔な文章で紹介されていた。
「これ、下さい。」
「1300円いただきます。」
 ちょっと高いかな。

3/18  出欠くんの出番

 Excelで一番最初に作ったのは出席を管理する出欠くんだった。バージョンアップを何回もして、少しの労力で効率よく仕事ができるようにしてある。
 使うなら今。

3/19  手紙をくれた1年生

 『むかしおしえてくれてありがとう。』
 手紙にはそう書いてあった。
 むかしとは、昨年9月のこと。ケガをして休んだ担任の代わりに、しばらくの間ピンチヒッターで勉強を教えていた。
 奮闘した日々を思い出すなあ。
 

3/24  友だちできた1年生

 友だち100人できるかなという歌があるが、その子はこう言った。
「友だちたくさん3人できた。」
 よかったね、君。
 

3/27  初心に返って

 異動することになった。
 初心に返って、新たなスタートを切りたい。
 

4/22  血圧測定、上がる血圧

 職場で心電図検査を受ける。血圧も測定する。
 昨年までは平常値だった血圧が上がっていた。
 なぜだろう。
 食生活?ストレス?いや運動不足かな。
 

5/4  履歴も残る「作品個票自動作成」

 子どもたちの習字や図画の作品に付ける一言を一覧表から自動的に個票にするExcelシートを作成した。
 一言は作品ごとに手元に残り、個票には上書きされていく。のりしろ部分に児童名が入るので、印刷後に切り離した時も誰の所見だったか迷わない。

 構想6ヶ月。
 もちろん改良の余地はあるけど、とりあえず達成感があった。

5/24  ホームページ英語化計画

 時間をかけてホームページを英語化しようと思っている。英語のページを持つと世界に情報を発信できるので、それこそホームページの目的にかなう。
 自分にとっては一大プロジェクトになるが、がんばりたい。