フェレットの飼育

フェレット

家畜化されたペットのイタチ 

 学名:Mustela putorius furo

 食肉目 裂脚亜目 イタチ科 

 

入手方法

ペットショップで購入できます。最近は、様々な輸入ルートや入手経路により手ごろな価格(2万〜1万円)の仔もいますが、だいたい、セーブル(濃い茶色の毛色)で3万〜5万円位です。

 値段は、毛色によって10万円以上の仔もいます。
また最近は、去勢・避妊していないノーマルタイプのフェレットを販売しているペットショップや個人のブリーダーの方もおられますが、ノーマルタイプは飼育上注意すべき点がいくつかあります。
 

寿命

6〜8年
米国での最長記録は13年だそうです。
イギリスではペットフェレットの平均寿命は8〜10年。狩猟用フェレットの平均寿命は10〜12年と言われており、ペットフェレットは狩猟用フェレットより動物性タンパクの摂取量が少ないためではないかとも考えられています。

飼育環境

室温:15〜25℃ 湿度:40〜65%
ケージを使わず飼育することも可能ですが、人間の留守中、就寝中の思わぬ事故を避けるためにケージでの飼育をお奨めします。
ケージは広ければ広いほど良いのですが最低限床面積60cm×70cm 高さ60cm の物を用意してあげて下さい。

ケージには、1階建てから3階建てまで様々なものが売られています、予算と飼育頭数によりできるだけ広いものが良いでしょう。
ポイントとして、老齢になっても出入りがしやすいように側面の出入り口の床からの高さが低いこと、また、脱走などしないように出入り口がしっかり しているものを選びます。特に、出入り口の作りがいい加減だと、扉とケージ本体との間から無理矢理出ようとして首が挟まったまま死に至るような事故も起こ ります。

ケージの中には、餌入れ、吸水ボトル、寝床、トイレ、玩具(絶対必要ではない)などを用意します。

餌入れ
単に置くだけのものだと留守中に餌入れごとひっくり返してしまうこともあるので、ケージに固定できるものの方が便利。

吸水ボトル
普通の水入れ(皿やボール状)だとひっくり返してしまうので吸水ボトルを使用します。500mlくらいのもので十分ですが、1000mlくらいの 大型の方が飲み口も大きく水の出も良く飲み安そうです。まれに、吸水ボトルの使い方がわからないフェレットもいますので、ちゃんと水が飲めているか確認し て下さい。

寝床
フェレット用のベットとしてハンモックなどが売られています。ハンモック以外にも筒状のつり下げ型のものもあります。フェレットはくらくて狭いと ころを好んで寝床としますのでハンモック以外に使い古しのトレーナーやTシャツなども入れておくと良いでしょう。幼獣が布地を噛み切って誤食しないよう気 をつけて下さい。

トイレ
フェレットは、角に排泄する習性があるのでコーナーに設置できるものを使用します。食器と同じようにケ−ジに固定できるものが便利です。トイレ砂を使用する場合は、食べても害にならないもの固まらないもの(誤食の場合危険)を選びます。

玩具
プラスティックの筒状の玩具、ボール状のものなどまた、犬や猫用のものも利用できます。ただ、個体によって好き嫌いは様々です。猫じゃらしやトンネル遊びは大半のフェレットが好きです。
 
 

フェレット用の餌(主にドライフード)を与えます。
キャットフードやドックフードでは十分な栄養が得られません。おやつ代わりに少量ならかまいませんが、基本は、フェレットフードが 一番です。 栄養学
 
 

手入れ

臭いが気になるようなら洗ってあげましょう。ただし、動物ですから、あまり頻繁に洗わないように。ブラッシングは毎日でも良いで す。
爪が伸びてきたら、爪切りで切ります、この時、深爪をして血管まで切らないように。
耳垢もたまりやすいので、たまに、綿棒で掃除してあげましょう。

 

臭い対策


臭いの元としていかのものがあげられます。

1.フェレット自身

フェレット自身が臭う場合はシャンプーすれば臭いは薄くなりますが、頻繁にシャンプーすることはできません。
普通、月に1回ぐらいでしょう。また、シャンプー後、一時的に臭いのきつくなるフェレットもいるようです。
 フェレットにスプレーする消臭剤もあります。一時的に臭いを抑えるものですが、雑菌の繁殖を抑えるので、フェレット自身が強く臭うということは少なくなります。
また、毎日のブラッシングにより、体臭が強くなることも抑えられます。
 

2.トイレ

トイレ砂やペットシーツを交換します。
トイレ砂の中には「交換不要、長期使用できます。」とうたっている物もありますが、1週間に1回は全て新しい物に交換した方がいいでしょう。もちろん、トイレ自身よく洗います。
 

3.ケージやケージの敷物

臭いの元は、フェレット自身よりケージやケージの敷物が臭います。毎日交換したりケージを洗うというのも面倒ですし、フェレット自身自分の臭いがしないと不安になったりします。
敷物やハンモックなどは1週間に一度の交換、ケージは月に1度の洗浄といったところでしょうか。
 

消臭法

1.除湿

微生物や菌類の中には、高温多湿の環境を好むものがいます。それらが繁殖しはじめると、臭いは強くなります。エアコンや換気ににより除湿を行うのが効果的です。

2.空気清浄機

値段は高いがその分効果も高い。ファン式とイオン式があり、ファン式は風を起こしフィルターに誇りをを吸着させるもの。イオン式はイオンを放出して誇りを集めるものだが、1997年厚生省研究班の調査によって「ほとんど効果がない」と報告されている。

3消臭剤

臭いの成分を吸い取ることで臭いを消す。ただし、ある程度空気の流れがないと臭いの分子も消臭剤の方へ移動しなしので、効果が低くなる。

4.芳香剤

臭いに臭いをかぶせるマスキングという方法で悪臭をごまかす方法。

5消臭成分を含むフード・飲み物

ほとんどが動物に無害な天然成分でウンチやおしっこの臭いや体臭を薄くするものだが。動物への体の影響を考えると疑問も残る。また、臭いが完全になくなるわけではなく、価格対効果も低い。
 

消臭剤の置き方

おしっこなどアンモニアは空気より軽いで高い位置に置く。逆にウンチの臭いをとるときは床など低い位置に置く。また、微香タイプは風上に向こうタイプは風下に置く。消臭剤が一つの時は、風上に置く。

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