ーそば処 増田屋の歴史ー

         

         増田屋の「のれん」が創業されたのは明治23年(1891年)で滋賀県人の
       故武久留吉氏が港区麻布(旧町名)の日赤正門前に開業されたのであります。
       そして増田屋の「のれん分け」第一号店として、新潟県人の故古道文次氏が、明
       治45年に渋谷区原宿(旧町名)に開業したのです。
         昭和16年の大戦勃発前には「のれん」も10店舗をかぞえる程に成長していま
       したが、大戦の戦禍が進むにつれて20年の敗戦時にはその殆どの店が焼失して
       しまいました。
         さて、昭和26年に到り待望の雑穀類の統制解除と共に私達同志が6,7名上京
       して営業再開を果たし、故古道文次氏に依って正式に「増田屋のれん会」が発足して
       当時の主要食糧不足を背景に麺類の営業も順調に伸び、発足10周年の昭和36年
       には会員の数も40店に殖え、従業員の雇用も活発に行い「のれん分け」の仕事も盛ん
       に行われました。
         20周年の昭和46年には、100店舗の大台に飛躍的な発展を期したのです。そして
       日本経済を襲った「石油ショック」で狂った物価高騰の嵐の中も緩まぬ会員の経営努力で
       迎えた昭和56年の創業90周年並に「のれん会」発足30周年には会員の店数も160余
       店に発展したのです。
       現在(40年目)で、およそ200店舗です。
       
増田屋は、のれん分けでありチェーン店ではないのですべての店が同じ味をしている
       
わけではありません。独自の研究と発展を成す店もあり個々にがんばっております。
       
今後とも、よろしくお願いいたします。