点字ブロックの授業(1時間コース)対象学年:5年生
                                      井上 嗣祥

用意するもの:アイマスク(できれば人数分)、点字ブロック



いきなり点字ブロックを見せる。

これは何かわかりますか。

・点字ブロックだとすぐに答えが返ってくる。

どこで見たことがありますか。

駅、歩道、横断歩道、病院の中

点字ブロックは、何に使うのですか。

・目の不自由な方が通るところ
・安全に道を通るための目印(足で感じる)
・杖を突くときの目印になる・・・という意見が出た。

の意見を受けて

点字ブロックは、黄色でなくてもよいのでしょうか。それとも黄色がいいのでしょうか。

意見が分かれた。
黄色でない点字ブロックを見たことがある子が5人いた。

目の不自由な方といっても、
・全盲(全く見えない)の方
・弱視(光によって、うっすら見えたり、色の識別はできる)の方
がいらっしゃいます。見え方も違うのです。
弱視の方にとっては、目立つ黄色であることによって「ここに点字ブロックがありますよ」という
サインにもなるのです。

※実際に、黄色の点字ブロックがある歩道と薄茶色の点字ブロックの歩道の写真を見せる。
子ども達からは、「全然違う」という声があがった。
目を細めて見ている子もいた。

2種類の点字ブロックを見せる。

この(線)点字ブロックとこの(点)点字ブロックの違いは何ですか。

・点と線
・「止まれ(点)」と「進む(線)」をあらわしている
よく見かけているので、すぐに答えられた。

「止まれ」の点字ブロックはどんなところにありますか。

・横断歩道の手前
・エレベーターの手前
・切符の自動販売機の手前
・危ない場所の手前

では、実際にアイマスクをして点字ブロックの上を歩いてもらいましょう。

あらかじめ、ホールに点字ブロックを敷き詰めておいた。
その上を歩く。(一人で歩く)
頼れるものは自分の足の裏の感覚だけである。
やってみればわかるが、子どもたちは実に慎重にあるく。単なるブラインドウオークでは見られなかった慎重さがある。
止まれを踏んだ瞬間にピタッと止まり、慎重に足でまわりを探っていた。

(グループに分かれて)点字ブロックを敷く人とアイマスクをつけて歩く人にわかれてやってみなさい。
点字ブロックを敷く人は、目の不自由な方が歩きやすいように工夫してブロックを敷くのですよ。

子どもたちは最初、「止まれ」のブロックを「進む」のブロックにピタリとくっつけて並べる。
これだと、思わず「止まれ」のブロックを通り過ぎてしまう。
「止まれ」のブロックは「進む」の最後のブロックから少し離さなければならないことを発見する。

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