ホーム 車いすの授業 点字の授業 手話の授業 3時間以上コース

初めての手話の授業(1時間コース)対象学年:全学年
第1時
1、耳の絵を黒板にはる。

これはなんですか?
耳は、どのような働きをするのでしょうか?

・音を聞く

2、耳が不自由な方が困ることを考える。

耳が不自由な方が困ることはどんなことでしょうか?

資料:耳が不自由であること
〜聴覚障害者の生活上の不便さ〜
社会福祉テキストより(津山市社会福祉協議会)

テレビの音を消して見てみましょう。
どのような感じがしましたか?

3、声以外の伝達方法を考える。

耳の不自由な方とお話するには、どのような方法がありますか。

・字を書く(筆談)
・ゼスチャー
・手話
・口の動きを伝える(口話)

これから先生が声を出さずに言う動物の名前を当ててください。

・声を出さずに「うし」、「ねこ」、「いぬ」を言う。子どもたちは、すぐにわかる。

4、身振り手振りが手話になっていることを知る。

みなさんは、ピアノを見たことがありますか?
ピアノはこうやって弾くんだよね?(木琴を叩くまねをする)
ちがうの?ではこうかな?(バイオリンを弾くまねをする)
じゃあ、どうやるのかな。みんなやってみてください。
(指でけん盤を押さえるまねをする)
すごい!今のが「ピアノ」の手話なのです。みんな知っていたのですか?
では、「バナナ」はどうですか?すごい。「みかん」は?
(皮をむいて食べるまね)
「アイスクリーム」はどうすればいいのですか?
(ソフトクリームをなめるまね)


5、簡単な手話クイズをする

これから手話クイズをします。わかったら答えをノートに書きましょう。

@両手ともチョキにして、横歩きをする。(答え:カニ)

Aお腹をグーでポンポンたたく。(答え:たぬき)

B相手に手の甲を見せ、頭の上に立てる。(答え:うさぎ)(犬はその反対で、手のひらを内側に折る)

C片腕でグーにしてほっぺの横ですりすりする。(答え:ねこ)

Dウルトラマンが光線をだすときのまねをする。(答え:ウルトラマン)

今度は、先生が「カニ」と言ったらカニの手話をしてください。

これまでに学習したものを次々と言って、手話で答えさせる。
(フラッシュカードの要領で)

今日は、みなさんがたくさん手話を見つけてくれました。
日頃使っているゼスチャーがそのまま手話になっているものがたくさんあるのです。
手話ができないと、耳の不自由な方とお話できないのではないのです。
自分のできる方法で、お話しようとすることが大切なのです。
今日のお勉強の感想をノートに書きましょう。


第2時
1、手話の復習をする

2、好きですか?きらいですか?の手話を覚える

好きですか?(手話)
@右手の親指と人差し指を開いて、のどに当てる。
A右手を前に出しながら、つまむように指先をつける。(笑顔で)
※@とAの連続で「好き」
B胸の前で右の手のひらを上に向ける。
嫌いですか?(手話)
@右手の親指と人差し指をつけて、のどに当てる。
A前に出しながら、ぱっと開く。(目を閉じるとよい)
※@、Aの連続で「嫌い」
B胸の前で右の手のひらを上に向ける。

3、手話で質問する

これから先生が手話で質問します。みなさんは、好きならうなずいて「好き」の手話をしてください。
きらいなら、首を振った後に「嫌い」の手話をしてください。

・アイスクリームが好きですか?
(アイスクリームの手話の後、好きですか?の手話をする)
・犬が好きですか?
・ネコが好きですか?
・ウルトラマンが好きですか?
・ゾウ(腕で鼻を揺らすまね)が好きですか?

・アイスクリームが嫌いですか?
・バナナが嫌いですか?
・電話(受話器を取って話すまね)が嫌いですか?

4、二人一組で質問しあう

今やったことを、隣の人と交代で質問しあいましょう。

※ゼスチャーで表現できるもの、「野球」「サッカー」「ラーメン」などを使ってもよいことを伝える。

5、たくさんの友だちと質問しあう

まず、あいさつの手話を教える。

「こんにちは」
@両手の手のひらを外側に向けて左右に開く。(お日さまが出ているイメージ、昼)
A胸の前で向かい合わせた人差し指を折り曲げる。(Aはあいさつを表す)
これから、5人のお友だちと質問をしあいましょう。
「こんにちは」の手話をしてから、質問しあいましょう。ではどうぞ。


6、耳の不自由な方は、不便なことはあるが不幸ではない

耳の不自由な方は、かわいそうなのですか。そうではないのですか。

・挙手させる
・理由をノートに書かせる
・理由を発表する

この音楽を聞いてください。
この曲は、耳の不自由な方が作曲し、自ら指揮者として大観衆の前に立ちました。
迫力があって、しかも繊細な調にみんなが感動し、会場は割れんばかりの拍手と歓声に包まれました。
観客の拍手喝采をあびてから、指揮者は初めて気がついたのです。
この感動的なシーンは今もなお、多くの人に語り継がれ伝説となっています。
その人の名はベートーベン。曲は有名な「運命」です。
初歩の授業はジェスチャーから(体験コース)
耳が不自由で困ること一覧表(資料)     
初めての手話の授業(2時間コース)     
ホーム 車いすの授業 点字の授業 手話の授業 3時間以上コース